貞観 (日本)
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貞観(じょうがん)は、日本の元号の一つ。天安の後、元慶の前。859年から876年までの期間を指す。この時代の天皇は清和天皇、陽成天皇。
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[編集] 出典
『易経』の「天地之道、貞観者也」より
[編集] 貞観期におきた出来事
- 貞観6年 - 富士山噴火(貞観噴火)
- 貞観8年閏3月10日 - 平安京内裏朝堂院の正門である応天門が放火によって炎上する一件があり、これを巧みに利用して伴氏・源氏の追い落としに成功した藤原良房は、同年8月19日、帝の外祖父なるを以って摂政に初任され、摂関政治が開始した。
- 貞観11年 - 格12巻が成立。
- 貞観12年 - 貞観永宝が鋳造発行される。
- 貞観13年 - 式20巻が成立。貞観格式の完成。
[編集] 西暦との対照表
貞観 | 元年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 | 7年 | 8年 | 9年 | 10年 |
西暦 | 859年 | 860年 | 861年 | 862年 | 863年 | 864年 | 865年 | 866年 | 867年 | 868年 |
干支 | 己卯 | 庚辰 | 辛巳 | 壬午 | 癸未 | 甲申 | 乙酉 | 丙戌 | 丁亥 | 戊子 |
貞観 | 11年 | 12年 | 13年 | 14年 | 15年 | 16年 | 17年 | 18年 | 19年 |
西暦 | 869年 | 870年 | 871年 | 872年 | 873年 | 874年 | 875年 | 876年 | 877年 |
干支 | 己丑 | 庚寅 | 辛卯 | 壬辰 | 癸巳 | 甲午 | 乙未 | 丙申 | 丁酉 |