護摩壇山
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護摩壇山(ごまだんざん)は紀伊山地の和歌山県と奈良県の境付近(和歌山県田辺市龍神村)にある山(1372m)。
戦に破れた平維盛が高野山を経て逃れてきた時に平家の命運を占うためここで護摩を焚いたとの言い伝えからこの名がついた。
和歌山県の最高峰であると言われてきたが、近年の調査により、すぐ東にある耳取山が10m高い(1382m)ことが判明した。いずれにせよ、和歌山県で最も標高の高い一帯であることには変わりなく、周囲は四方八方同じような1000m級の山に囲まれている。
高野龍神スカイライン(国道371号)により山頂近くまで車で行くことができるが(バスも通っている)、南国の和歌山県にあって冬季は常時積雪がありチェーン着用の通行制限がなされる。バス停留所の付近には駐車場があり、また土産物屋とともにごまさんスカイタワーという展望塔があり、天気さえ良ければ遠くまで紀伊山地の山々を眺めることが出来、さらには紀伊水道も望める。さらにそこからはブナ林の間の整備された遊歩道を辿ってすぐに山頂まで歩くことが可能である。
[編集] 交通アクセス
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