証券外務員
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証券外務員とは、証券外務員試験に合格した者。単に、外務員ともいう。
報酬においても固定給の場合は社員外務員、歩合給の場合は歩合外務員と呼ばれる。
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[編集] 概要
- 証券会社に所属し、本店や営業所などで有価証券の募集や売買の勧誘などの営業活動を行ったり、証券会社の営業員として顧客を訪問し、有価証券（株券、債券、証券投資信託の受益証券など）の売買などを勧誘するなど、外務行為のすべてを行ったりする。
[編集] 区分
- 第1種 - 新株予約権証券、カバードワラントを含め全ての外務行為。
- 第2種 - 選択権付債券売買取引、信用取引以外の有価証券の募集や売買の勧誘などの営業活動
- 信用取引 - 選択権付債券売買取引、信用取引や先物取引、オプション取引、現物取引の募集や売買の勧誘などの営業活動
- 特別会員第1種 - 現物取引（債権（公社債のみ）、投信）、選択権付債券売買取引（債券関連のみ）の募集や売買の勧誘などの営業活動
- 特別会員第2種 - 現物取引（債権（公社債のみ）、投信）の募集や売買の勧誘などの営業活動
- 特別会員第4種 - 現物取引（投信）のみの募集や売買の勧誘などの営業活動
[編集] 受験資格
- 第2種証券外務員は受験資格は不要。他は受験資格が必要になる。主に証券会社に就職して、一定の研修や資格試験を終えた後に「外務員登録原簿」に登録させることが義務づけられている。これ以外の者に外務員としての職務を行なわせた証券会社は、証券取引法により行政処分ないし刑罰の対象となる。特別会員は銀行員のみ受験可能。
