西4丁目駅
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西4丁目停留場（にしよんちょうめていりゅうじょう）は、北海道札幌市中央区南1条西4丁目にある札幌市電一条線の停留場である。
札幌市営地下鉄の大通駅がすぐ近くにあり、乗継指定駅となっている。
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[編集] 停留場構造
- Y型分岐となっており、2面1線のホームがある。単線部分の北側は降車専用で、単線部ホームに先発電車が入線している時には複線部分に延びている部分も降車専用ホームとして使用され、最大2両まで同時に降車させることができる（ただし、2両目の後端はホームからはみ出す）。単線部分の南側は乗車専用で最大2両が停車でき、定期電車は手前の西側を利用。奥の東側（末端部）は主に臨時（貸切）電車や除雪電車が運行される際の待避場所となっている。また、共通ウィズユーカードの自動券売機が設置されている。
[編集] 過去の停留場構造
- 1971年以前は交差点中央で市電一条線と西4丁目線が直交しており、札幌市電で複線同士がクロスする唯一の場所となっていた。
この他、一条線の東行（北側）線路と西4丁目線の北行（西側）線路を結ぶ回送線があり、お花見シーズンや北海道神宮祭などの日に使われていた。
一条線の「西四丁目」停留所は駅前通り（西四丁目通り）との交差点のそれぞれ手前にあり、西から来る臨時8系統が折り返していた。
一方、西四丁目線の「三越前」停留所は、南北両方向とも南一条通りの北側の三越と不二家が向かい合う場所に位置しており、一条線の西4丁目の一つ東隣の丸井前から出て、西線、山鼻線をぐるっと回って南から来る8系統が折り返していた。
また、交差点の南東角には信号扱い所（信号手用の塔）があり、前述の回送線のポイント切り替えなども受け持っていた。信号の自動化後も、しばらく塔は残されていたが、信号手の廃止後は、回送線を使う場合、車掌が一旦降車して、車載のレバーで路面に埋め込まれた転轍機を操作していた。 - 1971年の「三越前」～「札幌駅前」間廃止から1973年の「西4丁目」～「すすきの」間廃止までは、交差点の西側と南側が新たに複線で結ばれ、西4丁目線と山鼻線、山鼻西線および一条線が循環運転を行っていた。
[編集] 停留場周辺
[編集] 近隣のバス停留所
- じょうてつバス、ジェイ・アール北海道バス「大通西4」（地下鉄乗継指定）
- じょうてつバス「南1西3」、「南1西1」（地下鉄乗継指定）
- じょうてつバス「大通西1」（地下鉄乗継指定）
- 北海道中央バス「南1条」（地下鉄乗継指定）
[編集] 歴史
- 1918年 札幌電気軌道一条線および停公線（のちの西4丁目線）開業。
- 1928年 市営化される。
- 1932年 三越札幌店開店。このころ三越前停留場（みつこしまえ - ）と改称？
- 1965年 一条線のみ「三越前」を「西4丁目」と改称。
- これ以前の停留場の名称は一条線・西4丁目線ともに「三越前」であったが、1965年に停留場の統廃合を行った際、西4丁目線は北側にまとめられて「三越前」、一条線は西側にまとめられて「西4丁目」を名乗るようになった。
- 1971年 地下鉄南北線開業に伴い、西4丁目線「三越前」～「札幌駅前」が廃止。
- 1973年 一条線「西4丁目」～「一条橋」間、西4丁目線「西4丁目」～「すすきの」間が廃止。これにより「西4丁目」と「すすきの」の間が分断された。
- 2005年9月 車止めを設置。
[編集] 隣の停留場
- 札幌市電
- 一条線
- 西4丁目 - 西8丁目
なお現在は終点となっているが、札幌駅前まで、またはすすきのとつないで環状線とする形での路線延伸が検討されている。
[編集] 備考
- 朝夕ラッシュ時は降車専用ホームで職員が料金徴収を行っており、現金および定期券利用者は乗車用ドアからも降車できる。ただし、共通ウィズユーカードや敬老優待乗車証の場合はカードリーダーにカードを挿入する必要があるため､降車口のみとなる。
