西田善夫

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西田 善夫（にしだ よしお、1936年2月8日 - ）は、スポーツ評論家。

[編集] 来歴・人物

1958年早稲田大学法学部卒業とともにNHKアナウンサーとして入局。札幌放送局所属時の1964年東京オリンピックの最若手実況担当（バレーボールを担当）として抜擢され、その後、プロ・アマの野球を中心とした各種スポーツの実況を担当する。1980年からは平日のスポーツ帯番組スポーツアワーのキャスターを務め、知名度を飛躍的に上げる。その後、サタデースポーツでもキャスターとして活躍する。

美声、名調子といった旧来の実況アナウンサーの定型を故意に崩し、正確な知識に基づく的確な実況と、そこに差し込まれるユーモアの緊張と緩和のアナウンスに定評がある。「血と汗と涙の…」といったスポーツ礼賛を一切否定するところから、彼の実況は始まったといっていい。オリンピックでは実況に10回、スタジオ解説2回出演（冬・夏合わせて）その後NHK解説委員、鹿屋体育大学、立教大学、聖学院大学の教授を歴任。数冊の著書もある。

1998年、新設された横浜国際総合競技場の初代場長就任。2002年に退任しスポーツ評論家として活躍し今日にいたる。