西新駅 (国鉄)
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西新駅(にしじんえき)は、国鉄筑肥線の1983年に福岡市地下鉄空港線(当時は1号線)との直通運転開始に伴って廃線となった区間に存在した駅。西新地区からは離れており、地下鉄西新駅から南西に1.2kmほど離れた西区(1982年5月10日以降は早良区)昭代3丁目にあった。
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[編集] 駅構造
タブレット閉塞による単線路線の交換駅で、島式ホーム1面2線となっていた。駅舎は、最後まで古い木造の物が現役で使用されていたが、末期になるとかなりくたびれていた。
[編集] 駅周辺
- 福岡市立高取小学校
- 福岡工業高等学校
- 紅葉八幡宮
[編集] 歴史
- 1925年6月15日 北九州鉄道の西新町駅として開業。
- 1937年10月1日 北九州鉄道は国有化で筑肥線となり、西新駅と改称。
- 1983年3月22日 地下鉄1号線と筑肥線の相互直通運転開始に伴い、 筑肥線博多~姪浜間が廃線となったため、廃止。
[編集] 隣の駅
- 1941年までは、西新~姪浜間に筑前庄駅も存在していた。
[編集] 関連項目
筑肥線(姪浜 - 西唐津)