西修
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西修(にし おさむ 1940年 - )は、憲法・比較憲法学者。富山県出身。
富山県立富山中部高等学校、早稲田大学第一政治経済学部卒業後、大学院政治学研究科修士課程を経て、博士課程単位取得満期退学。政治学博士(早大)。駒澤大学法学部教授。
駒澤大学着任後、メリーランド大学プリンストン大学等で在外研究に従事。第一次憲法調査会委員であった大西邦敏の学統に属し、比較憲法的視点からの研究を特色とする。特に、日本国憲法の制定過程の問題点を多く取り上げ、改憲を主張する立場から発言している。保守陣営の知識人であるが、女系天皇を容認する皇室典範改正には賛同している。
趣味は落語で、「またもや楽大」という高座名を持つほどである。また駒澤大学アメフト部ブルータイド顧問。
[編集] 著書
- 「日本国憲法を考える」
- 「日本国憲法はこうして生まれた」
- 「ここがヘンだよ!日本国憲法」
- 「憲法体系の類型的研究」
- 「日本国憲法が驚くほどよくわかる本」