藤城和明
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藤城 和明(ふじしろ かずあき、1956年4月5日 - )は読売ジャイアンツ・阪急ブレーブス・ロッテオリオンズに所属したプロ野球選手(投手)。兵庫県出身。引退後は巨人、韓国プロ野球の三星でコーチを務めたほか、歌手等のタレント活動も行っている。
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[編集] 来歴・人物
姫路市立琴丘高等学校から社会人の新日鐵広畑を経て1976年、ドラフト1位で巨人に入団。大いに期待されたが現役生活は10年、わずか14勝で幕を閉じた。カーブが武器。
この人の名前が最もクローズアップされたのは引退後である。それは「星降る街角」「わたし祈ってます」「よせばいいのに」のヒット曲で知られるムード歌謡グループの敏いとうとハッピー&ブルーへの参加であった。現役時代から歌の上手さには定評があり、毎年オフに開かれる球団対抗の歌合戦の常連だった彼の歌手転向はまさに周りを驚かせた(ちなみに元巨人選手の歌手転向は柳田真宏に次ぐものだった)。その後はテレビのレポーター等タレント活動を行なっていたが1993年古巣巨人のコーチに就任した。1998年からは韓国・三星ライオンズでコーチを歴任し、帰国後はCS・J SPORTSやフジテレビ739で解説を務めていた。現在は四国アイランドリーグ・高知ファイティングドッグスで監督をしている。
[編集] 略歴
[編集] 通算成績
- 101試合 14勝19敗 防御率4.51