薬円台
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[編集] 地名の由来
薬園台の地名の由来はその名の通り、江戸時代に小石川(養生所)の薬草園がこの地に作られた事に由来している。薬草園では主に朝鮮人参などの漢方薬の栽培が行われている。そして、この薬草園は幕府の命を受けた幕府御医師並の丹羽正伯と同行した日本橋の薬種商桐山太右衛門によって設立された事から、地元ではこの地域一体を別名正伯新田(しょうはくしんでん)と呼ぶ時もあり、戦前の地図にもその名称を見ることが出来る。また、薬円台公民館の近くにはその記念として「正伯公園」という名称の記念公園も存在している。しかし、昭和48年(1973年)の住居表示の登録時に「薬円台」と簡易化されてしまった。現在では新京成線の駅の名称(薬園台駅)や高校(千葉県立薬園台高等学校)の名称などに地名が残されている。地名としては薬円台1丁目の南側に薬園台町1丁目という地名が残っている。
[編集] 地域のランドマーク
[編集] 地域の施設
[編集] 教育施設
- 千葉県立薬園台高等学校
- 船橋市立薬円台小学校
- 薬円台公民館
- 船橋市立郷土資料館
[編集] 宗教施設
[編集] 緑地・公園
- 薬円台公園
- 正伯公園
[編集] その他
- 陸上自衛隊習志野駐屯地 (旧陸軍騎兵学校)
- 陸上自衛隊習志野演習場 (旧陸軍習志野錬兵場の一部)
[編集] 地域の文化財
[編集] 国登録
- 特になし
[編集] 県指定
- 特になし
[編集] 市指定
- 観信の墓 附 木造地蔵菩薩像(史跡)(薬円台)
- 明治天皇駐蹕之処の碑 附 習志野地名発祥の地(史跡)(薬円台)
[編集] 未登録(文化財候補)
- 空挺館(薬円台)
[編集] 周辺交通機関
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