華雄
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華雄(かゆう、?-191年)は、中国、後漢末の武将。字は雄起。『三国志集解』によると、正しくは葉雄(Ye Xiong、ようゆう)であり、華雄は誤って伝えられた名であるが、こちらのほうが定着してしまった。
[編集] 略歴・人物
董卓配下の都督(騎都尉を兼ねたという)。関西の人という。演義では董卓討伐軍が編成された時、将軍として汜水関の守将を務め、その豪傑ぶりを発揮して孫堅配下の祖茂を初めとして、袁紹の武将の兪渉など連合軍の多くの武将を討ち取ったが、関羽によって酒も冷めぬうちに討ち取られたことになっている。余談としては横山光輝の「三国志」では、関羽の酔いが回らないうちに討ち取られている。
また、身の丈九尺(2m10cm)を誇る豪傑であったという。
正史においては、華雄は呂布と共に胡軫の副将として従軍し、孫堅の討伐に赴いた。しかし、胡軫と呂布は仲が悪く、呂布が(意趣返しで?)でたらめをやったために、勝利を得られず大敗したという。前面撤退する途中で、勢いに乗じた孫堅軍に追撃されてしまい、呆気なく戦死した(一説では孫堅の武将の程普に討たれたという)。その首級は連合軍の戦意を揚げるために晒し物にされたという。