菅野温泉
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菅野温泉(かんのおんせん)は、北海道十勝支庁管内河東郡鹿追町にある温泉。
平仮名でかんの温泉と表記されて紹介されることも多い。
長野県・下諏訪温泉に存在する共同浴場「菅野温泉」は、下諏訪温泉を参照。
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[編集] アクセス
[編集] 泉質
- 含芒硝重曹食塩鉄泉
- 含炭酸重曹食塩泉
- 重曹食塩泉
- 含硼酸重曹食塩泉
- 含石膏食塩泉
- 含硼酸重曹食塩泉
- 重曹硼酸食塩泉
- 含石膏食塩鉄泉
- 源泉温度35~78℃
- 毎分湧出量2,850リットル
その効能の高さが知られており、「菅野で治らぬ病なし」と言われている。
[編集] 温泉街
大雪山国立公園内、標高780メートルの然別峡に一軒宿の「かんの温泉」が存在する。
周辺には数多くの野湯も存在している。
野営場の近くに鹿の湯が、然別峡ダム周辺にペニチカの湯、ピラの湯、メノコの湯、キヌプの湯、シリコトルの湯など多数存在する。
温泉地は、日本百名湯にも選ばれている。
[編集] 歴史
一軒宿の開業は明治45年である。
その効能から、戦前は陸軍の保養所が設置されていた。
昭和46年3月23日 - 厚生省告示第55号により、然別峡温泉として国民保養温泉地に指定。