草薙流古武術
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草薙流古武術(くさなぎりゅうこぶじゅつ)は、対戦型格闘ゲーム「ザ・キング・オブ・ファイターズ」に登場する架空の古武術である。
また、その分派である八神(八尺瓊)流古武術(やがみ〔やさかに〕りゅうこぶじゅつ)についても本項で記述する。
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[編集] 概要
炎を発生させて操り、それを攻撃に利用するのが特徴である(ただし、炎を使わない技も存在する)。炎を発生させる能力を持つ、草薙・八神の一族の人間が使うことを前提に作られた格闘術であるため、基本的に一族以外の人間に教えられる事はない。
伝承にある「草薙の剣」は、「草薙の拳」つまりは草薙流の事だとされている(それに倣い、草薙、八尺瓊、神楽(八咫)の三家はあわせて「三種の神器」と呼ばれる)。
草薙一族が使う炎は赤い色であるが、オロチの力を欲し血の契約を交わした八尺瓊=八神一族が使う炎は蒼い(それ以前の八尺瓊一族が使う炎は、草薙と同じ赤い色)。ただし、使い手の人としての本能によって八神の炎も赤くなる事がある。なお、八神一族の蒼い炎はオロチの血の影響で使えば使うほど使い手の命を縮めてしまう。
[編集] 使い手
- 草薙流
- 八神流
- 八神庵(現継承者、封ずる者)
[編集] 技一覧
草薙流・八神流の技は、ほとんどのものが「○○式」と名が付く。異名がつくものもあり、その場合は「○○式・(異名)」かその異名のみで呼ばれる(例:百式・鬼焼き、「鬼焼き」)。また、真吾が使う場合は「○○式・××未完成」となる(基本的には炎を出せない為)。○○には基本的に漢数字が入るが、一部の特殊技などでは「外式」(げしき)となり数字がつかない。
なおネスツが製造したクローン京(KUSANAGIを除く)の場合、大部分の技は「○○式」の部分が省かれている。
[編集] 共通
- 外式・轟斧(ごうふ) (陽・陰「死神」)
- 使用者:草薙京、矢吹真吾、八神庵
- その場から片足での踵落としを決める。草薙流(陽)は普通の踵落とし。八神流(陰)は踵で顎をかち上げ、上げきった足を首を狩るように落とす独特の型。真吾の場合、「カッコだけ」がつく。
- 外式・鳳鱗(ほうりん) (陽・陰「阿修羅」)
- 使用者:草薙京、草薙柴舟、矢吹真吾、八神庵
- その場で肩口から体ことぶつかる、いわゆるショルダータックル。「陽」と「陰」のどちらも本質的に差はない。真吾も習得しているが、「外式」という言葉の意味を理解していなかった為、鳳鱗をアレンジした技に「外式・駆け鳳鱗」(助走をつけて鳳鱗を繰り出す・超必殺技)と名付けてしまった。その事で京に怒られたのか、以降、真吾が草薙流の技をアレンジした必殺技は「オレ式」と銘打っている(とは言え、それらの元の技は「外式」ではないが)。
- 百式・鬼焼き(ひゃくしき・おにやき)
- 使用者:草薙京、草薙柴舟、草薙蒼司、矢吹真吾、八神庵
- その場で肘を打ってから裏拳の様に腕を伸ばし、炎を纏い一回転して舞い上がる。
- 真吾の場合、動作だけ模倣しているが当然ながら炎は出ない。
- 百八式・闇払い(ひゃくはちしき・やみばらい)
- 使用者:草薙京、草薙柴舟、草薙蒼司、八神庵
- 手から炎を放ち、地を走らせる。動作は草薙流が内から外へ腕を振るのに対し、八神流は下から腕を伸ばし送り出すようにする。
- 弐百拾弐式・琴月 (陽・陰)(にひゃくじゅうにしき・ことつき よう・いん)
- 使用者:草薙京、矢吹真吾、八神庵
- 走り込んでの肘打ちから、相手を掴み炎を爆発させ直撃させる。
- 草薙流と八神流で掴んだ後の体勢と最後に付く字が違い、草薙流(陽)は掴み上げ、八神流(陰)は地面に押し付ける。
- 真吾の使う「琴月 未完成」は肘打ちの後、外式・奈落落としになっている。
[編集] 草薙流
- 釟鉄(はつがね)
- 使用者:草薙京、矢吹真吾
- 掴んだ相手に裏拳を打つ。真吾も問題なく習得している。
- 一刹背負い投げ(いっせつせおいなげ)
- 使用者:草薙京、草薙柴舟、矢吹真吾
- 相手を背負い投げで投げた後、肘打ちや下段突き等で追い打ちをかける。真吾の「一刹背負い投げ 不完全」は投げた後の追い討ちがない。
- 外式・奈落落とし(ならくおとし)
- 使用者:草薙京
- 空中から両の拳を組んで振り下ろす。
- 外式・跳び鳳麟(とびほうりん)
- 使用者:草薙京
- 空中から繰り出す「鳳麟」。
- 外式・楔討(くさびうち)
- 使用者:草薙柴舟、矢吹真吾
- 空中から拳を振りぬき殴りつける(真吾の場合技名は公表されていないが、動作が柴舟と全く同じ為、この技と思われる)。
- 外式・砌穿ち(みぎりうがち)
- 使用者:草薙京
- 倒れた相手に拳を打ち込む。
- 外式・虎伏せ(とらふせ)
- 使用者:草薙京
- 「鵺摘み」で添えた手で相手の上段の拳脚をさばき、肘で地に叩き落す。
- 外式・龍射り(りういり)
- 使用者:草薙京
- 「鵺摘み」で添えた手で相手の下段攻撃をさばき、「砌穿ち」のような下段突きで叩き伏せる。
- 七拾五式(ななじゅうごしき)
- 使用者:草薙京
- 二連続で顎の辺りを蹴り上げる。『'95』以降は低く飛びながら蹴り上げる「七拾五式 改」となった。
- 八拾八式(はちじゅうはちしき)
- 使用者:草薙京
- 伏せた状態から片足で脛(足元)を蹴り、続いてもう片方の足で下腹部を流れるように蹴り飛ばす。
- 百壱式・朧車(ひゃくいちしき・おぼろぐるま)
- 使用者:草薙京、矢吹真吾
- 飛び上がりつつの対空回し蹴り。弱は一発限りだが、強では二連続で相手の体を蹴り上げ、さらに空中踵(かかと)落としを決める。
- 炎を用いない技であるため、真吾の使う「朧車 未完成」もそこそこ忠実なものになっている(ただし『'98』まで強は一発ごとに跳び、『'99』以降は最後の踵落としを出そうとして頭から転落することがある)。
- 百拾式・鉈車(ひゃくじゅうしき・なたぐるま)
- 使用者:草薙京、草薙柴舟
- 肩でぶつかりながら飛び上がり、空中で踵を落とす。
- 百拾四式・荒咬み(ひゃくじゅうよんしき・あらがみ)
- 使用者:草薙京、草薙蒼司、矢吹真吾
- 炎を纏った、横殴りのボディブロー。この後「九傷」か「八錆」に(『XI』では「轢鉄」にも)続く。
- 真吾が使用する「荒咬み 未完成」には続く技はなく、当然炎も出ない。
- 百拾五式・毒咬み(ひゃくじゅうごしき・どくがみ)
- 使用者:草薙京、矢吹真吾
- 大きく踏み込み、炎を纏ったフックを放つ。この後は「罪詠み」に(『NBC』では「荒咬み」にも)続く。
- 真吾の「毒咬み 未完成」は「荒咬み 未完成」と同じく続く技はないが、相手をふっ飛ばすことができ、踏み込み中の肘でも攻撃する場合がある(『'97』。『'98』やアッシュ編でも稀に発生する)。炎も出ないはずだが、アッシュ編では一瞬炎らしきものが出ることが稀にある。
- 百弐拾参式・灼焉(ひゃくにじゅうさんしき・しゃくえん)
- 使用者:草薙京、EX京(PS2版『XI』での超必殺技)
- 「七瀬」で吹っ飛ばした空中の相手を炎の爆発で包む。「毒咬み」→「荒咬み」→「九傷」→「七瀬」と繋いだ場合にのみ使用できる。
- 百弐拾五式・七瀬(ひゃくにじゅうごしき・ななせ)
- 使用者:草薙京
- 鳩尾へ直蹴りを繰り出す。『2001』以降は上段への回し蹴りに変わっている。
- 百弐拾七式・八錆(ひゃくにじゅうななしき・やのさび)
- 使用者:草薙京、草薙蒼司
- 一歩踏み込んで、肘を手斧のように鳩尾に叩きつける。この後は「七瀬」か「砌穿ち」に(『XI』では「七瀬」の代わりに「轟斧 陽」や「八十八式」に)続く(「九傷」から繋いでいた場合は不可)。
- 百弐拾八式・九傷(ひゃくにじゅうはちしき・このきず)
- 使用者:草薙京、草薙蒼司
- 半歩踏み込み、炎を纏った肘で相手の顎をかちあげる。この後は「八錆」か「七瀬」に(『XI』では「轢鉄」にも)続く。
- 百八拾弐式(ひゃくはちじゅうにしき)
- 使用者:草薙京(超必殺技)
- 身体を捻り、渾身の炎のハードブロウを放つ。一定時間捻ったままにすることで、ガードを打ち破るよう強化される。
- 『'99』では「毒咬み」の様に踏み込んで肘を打ち込み、「轢鉄」のアッパーを決める。
- 弐百七拾五式・薙鎌(にひゃくななじゅうごしき・なぎかま)
- 使用者:草薙柴舟
- 火柱を発生させた後、火柱に多段の闇払いを自動発射させる。
- 四百壱式・罪詠み(よんひゃくいちしき・つみよみ)
- 使用者:草薙京
- 両の掌で相手の両の頬を打ち、その衝撃で相手の顔面に炎の爆発を起こさせる。この後「罰詠み」に続く。
- 四百弐式・罰詠み(よんひゃくにしき・ばつよみ)
- 使用者:草薙京
- 半回転しながらやや斜めに飛び上がり、炎を纏った肘を打ち込む。『2001』以降この後は「鬼焼き」に続く。なお、「毒咬み」→「罪詠み」→「罰詠み」→「鬼焼き」は元々「最終決戦奥義・無式」でのみ見られた流れである。
- 四百弐拾七式・神懸(よんひゃくにじゅうななしき・かむかかり)
- 使用者:草薙柴舟
- 短距離を軽く飛んで、炎を纏った拳を上段に突き上げる。
- 四百弐拾七式・轢鉄(よんひゃくにじゅうななしき・ひきがね)
- 使用者:草薙京
- 神懸と式は同じだがそれとは異なり、弱がステップしながらの炎を纏ったボディアッパー、強が上半身を捻っての炎のサブマリンアッパーとなる。
- 『'99』ではレバーブロウからアッパーカットを立て続けに繰り出す。強でのみ攻撃前にステップを行い、炎が発生する。
- 伍百弐拾四式・神塵(ごひゃくにじゅうよんしき・かむくら)
- 使用者:草薙京(超必殺技、『XI』でのリーダー超必殺技)
- 相手を掴んで爆発を浴びせた後、全身に炎を纏いながらの連続攻撃を見舞う投げ始動の乱舞技。
- ゲームで京が使用した際、『XI』で連続攻撃数が増し、しかも「大蛇薙」でフィニッシュを決めている事から、「神塵」は本来相手をつかんで炎を浴びせるのみの技で、京が使う「神塵」はネスツ拉致後に京が「神塵」を基盤として独自で編み出したもう一つの「最終決戦奥義・無式」であるという説がある。
- 伍百伍拾伍式・神威(ごひゃくごじゅうごしき・かむい)
- 使用者:草薙京(超必殺技)
- 気合を込めてから拳を地面に打ち付け、巨大な爆炎を噴出させる。
- 七百七式・独楽屠り(ななひゃくななしき・こまほふり)-R.E.D.KicK
- 使用者:草薙京
- 空中に飛んで、体を捻ってしなる蹴りを放つ。京が独自に編み出し、「R.E.D.KicK」の名を付けたが、草薙流には同様の技(七百七式・独楽屠り)が存在したため上のような技名になっている。ちなみに「R.E.D.」は「レインボー・エネルギー・ダイナマイト」の略。最後のKが大文字なのは京の勘違い。
- 真吾もこれに似た「真吾キック」という技を使うが、別に真似をしたわけではないらしい。また余談だが、ネスツのクローン京は「R,E,Dキック」とさらに常識外な誤字が入っている(スタッフのミスではなく公式に)。
- 七百弐拾式・炎重(ななひゃくにじゅうしき・ほむらがさね)
- 使用者:草薙柴舟
- 炎を纏った掌底を上段に振り上げ、もう一度振り上げる。
- 九百拾式・鵺摘み(きゅうひゃくじゅうしき・ぬえつみ)
- 使用者:草薙京
- 利き腕は相手の手足を掴められるよう手を開き対の肩口に添え、対の腕は拳を握るという「さばき」の型。さばかなかった場合、そのまま拳を打ち上げる。
- 千百弐拾七式・都牟刈(せんひゃくにじゅうななしき・つむがり)
- 使用者:草薙柴舟(超必殺技)
- 「荒咬み」から「炎重」に繋げ、最後に火柱を立てる(MAX版では「鳳鱗」に繋いだ後、火柱を立てつつ「鬼焼き」で舞い上がり追撃する)。
- (秘奥義) 裏百八式・大蛇薙(うらひゃくはちしき・おろちなぎ)
- 使用者:草薙京、草薙柴舟(共に超必殺技)
- 「闇払い」と同じ動作(柴舟は専用の動作)で、高威力の炎を振り払う。京がMAX版で使用する際は全身が炎に包まれる。1800年前、この技でオロチを倒した事からこの名がついた。
- 最終決戦奥義・無式(さいしゅうけっせんおうぎ・むしき)
- 使用者:草薙京
- 目の前に火柱を立ててから、その中を突っ切り、炎を全身に纏って高速ラッシュを放つ。草薙家が、オロチが再び甦る事を予測して編み出した技。
- 別名として「三神技之壱」(さんじんぎのいち)(『2003』でのリーダー必殺技)、「無式・壱の段」(むしき・いちのだん)(『NBC』)がある。
- また、クローン京の一人である「KUSANAGI」は「最終決戦奥義・零式」(さいしゅうけっせんおうぎ・ぜろしき)としてこの技を使用している。
- 余談ではあるが、ザ・キング・オブ・ファイターズ京では「愛するものを守りたいという想いが極限まで高まらないと会得できない技」とされており、この技を使用できない草薙柴舟が自分の妻(京の母親)に「なぜあなたは使えないの?」と突っ込まれていた。
[編集] 八神流
すべて八神庵が使用。
- 逆剥ぎ(さかはぎ)
- 爪の指先を相手の体に減り込ませ、手首を返してえぐる。
- 逆逆剥ぎ(さかさかはぎ)
- 相手の後方に回り込み、「逆剥ぎ」を繰り出す。
- 屑風(くずかぜ)
- 相手を後ろに放り投げて姿勢を崩す。
- 外式・夢弾(ゆめびき)
- 爪を振り下ろして相手を切り裂き、さらにその腕で裏拳を繰り出す。
- 外式・百合折り(ゆりおり)
- 相手の頭上の高さに飛び上がり、延髄に蹴りを入れる。
- 百九式・黄泉払い(ひゃくきゅうしき・よみばらい)
- 射程の短い炎を二連続で振り払う。
- 百弐拾七式・葵花(ひゃくにじゅうななしき・あおいばな)
- ショートアッパーを顎に2回打ち込んだ後、飛び込みながら両の拳を組んで打ち下ろす。基本的に炎を用いないが、『MAXIMUM IMPACT 2』では、強のみ最後の一撃が腕を振り上げるものに変わっている。
- 参百拾壱式・爪櫛(さんびゃくじゅういちしき・つまくし)
- ステップして炎を纏った爪を振り下ろす。
- 裏百式・鬼焔(うらひゃくしき・おにほむら、『CvsS』での超必殺技)
- 「鬼焼き」を数度繰り返す。「ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ」(以下暴走庵)のみが使用している。
- 裏百八式・八酒杯(うらひゃくはちしき・やさかずき、超必殺技)
- 闇払いと同じ動作で、相手の動きを封じる火柱を立てる。草薙流の「大蛇薙」の対となる技であり、1800年前にオロチを封印した際はこの技でオロチを封じたと伝えられている。
- 裏参百拾壱式・折爪櫛(うらさんびゃくじゅういちしき・さくつまぐし、超必殺技)
- 「爪櫛」の動作で相手の顔を掴んで押し倒してから、「鬼焼き」の様に舞い上がって相手を炎に包み放り投げる。
- 裏参百拾六式・豺華(うらさんびゃくじゅうろくしき・さいか、超必殺技)
- 地に向け高角度・高威力の火柱を放つ。「八稚女」の追撃として使用する場合、爆発で吹き飛んだ相手を左右の爪で引き裂いてから火柱を立てる。
- 裏千弐拾九式・焔甌(うらせんにじゅうきゅうしき・ほむらほとぎ、超必殺技)
- 高い軌道で飛び込み、相手の首を掴んで押し倒し火柱を浴びせる。
- 裏千弐百七式・闇削ぎ(うらせんにひゃくななしき・やみそぎ、超必殺技)
- 「黄泉払い」と同様の炎を繰り出し、とどめに「豺華」と同じ火柱を立てる。
- 禁七拾七式・禍風(きんななじゅうななしき・まがかぜ、超必殺技)
- 一定時間、自らの動きを加速する。
- 禁千弐百拾壱式・八稚女(きんせんにひゃくじゅういちしき・やをとめ、超必殺技)
- 八尺瓊の一族がオロチと契約する事で、編み出されるに至った禁断の技。一瞬にして敵との距離を縮め、爪で八度切り刻み、止めに掴んで爆発を浴びせる。『2001』などではさらに「豺華」へと続く。
- 一部作のMAX版では暴走庵に変化して敵を押し倒し、引きちぎったり叩いたりした後、爆発させる。『CvsS』ではLV2では止めが「琴月 陰」となり(後の『SVC CHAOS』等での暴走庵のものも同様)、LV3(MAX版)では止めは首を掴んだ相手を地面に叩き付け、両手を押し付けて爆発を浴びせる。また、発動時の「遊びは終わりだ!泣け!叫べ!そして、死ね!」はあまりにも有名。
- NBCのみ、ボイスが「遊びは終わりだ!悔いて!詫びろ!貴様の命でな!」になっている。
- 三神技之弐(さんじんぎのに)(アッシュ編(『2003』~『XI』)でのリーダー超必殺技ほか)
- 相手を地面に押し付けてから掴み上げ、自分ごと火柱に包む技。『2003』でのみ、途中で火柱の色が蒼から赤に変わる。
- 草薙流の「三神技之壱」こと「最終決戦奥義・無式」に対応する技と思われるが、『'97』当時は開発者は「三神技之弐及び参は存在しない(一部媒体では、「三神技は全て草薙流の技である」)」と発言していた。この発言を信じるなら、『'97』以降に庵が対オロチ用として開発した技(あるいは、オロチ封印の際に無意識に使った力を技として完成させたもの)だと考えられる。
- なお、『SVC CHAOS』等で暴走庵が使用する「???!」もこの技である。
[編集] 両流派の連携技
- 最終決戦奥義(さいしゅうけっせんおうぎ)
- 『NBC』での京と庵のアナザーダブルアサルト。庵が「三神技之弐」で相手を捕えている所に、京が全身を炎に包みながら「百八拾弐式」を叩き込む。ちなみに、THE KING OF FIGHTERS'97(三種の神器チームエンディング)でのオロチ封印シーンの再現である。
[編集] 関連項目
カテゴリ: SNK | 架空の能力・格闘技・武術