若宮八幡宮 (京都市東山区)
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若宮八幡宮 | |
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所在地 | 京都市東山区五条橋東5-480 |
位置 | -- |
主祭神 | 応神天皇 仲哀天皇 神功皇后 |
社格等 | |
創建 | 天喜元年(1053年) |
本殿の様式 | 三間社流造 |
例祭 | 8月8日 |
主な神事 | -- |
若宮八幡宮(わかみやはちまんぐう)は、京都市東山区に鎮座する神社。陶器神社とも呼ばれる。
目次 |
[編集] 由緒
天喜元年(1053年)、仏説による末法末世の世の1年目にあたることから、後冷泉天皇の勅願により源頼義が六条左女牛井(さめがい)の地に造営し、創建された。当時は左女牛八幡宮、六条八幡宮とも称した。その後前九年の役で源頼義、源義家親子が大功をたてたことから源氏に厚く崇敬され、鎌倉親王家ならびに将軍家代々の社参が恒例となる。
建久元年(1190年)と同6年の源頼朝上洛社参時には臨時の大祭を斎行し、諸国に神領を寄せ神宝を奉納した。源義経は頼義・義家に倣い、社地の近くに館を構えた。
足利将軍家も代々社参し、足利尊氏は七種の神宝、足利尊氏は社領知行安堵状、足利義政は五拾壱ヶ所の地所を奉納した。応仁の乱では社殿が炎上したが、足利義輝及び足利義昭発起により諸国の武家に寄附を募り、再建された。
ほか織田信長、大内義隆、毛利三家、細川、三好、朝倉などより神地、神馬、太刀等を奉納される。
天正11年(1583年)、羽柴秀吉による京都改造により御旅所のあった東山に移り、16年には方広寺の北に移る。秀吉の死後、慶長10年(1605年)に現社地に鎮座。元和元年(1615年)、徳川家康より神領七十三石八斗余を寄進される。
承応3年(1654年)、後光明天皇が父後水尾上皇の考えにより社殿を造営。現在の本殿にあたる。
明治10年(1877年)、宮内省によって本町十六丁目の塚本社から仲恭天皇の神霊が奉還される。同24年、陶祖神椎根津彦命を合祀。
[編集] 祭神
[編集] 年中行事
- 1月元旦:元旦祭
- 1月3日:家運隆盛、商売繁盛祈願祭
- 1月7日:七種粥神事
- 1月15日:成人祭、新年祭
- 2月3日(又は4日):節分祭(本社)、初午祭(末社稲荷社)
- 2月15日:初卯祭
- 3月17日~21日:春の感謝祭
- 4月29日:天長節祭
- 5月4日:菖蒲祭
- 6月30日:大祓式
- 8月7日~10日:若宮八幡宮大祭、陶器神社大祭(陶器まつり)
- 8月7日:仲恭天皇・孝明天皇祭
- 8月8日:仲哀天皇・神功皇后・応神天皇祭(若宮八幡宮例祭)
- 8月9日:陶器神社祭
- 9月秋分の日:秋季祭
- 11月1日:弁財天大神火焚祭
- 11月8日:(本社)末社稲荷社火焚祭、末社秋葉神社火焚祭
- 11月15日:七五三詣
- 11月23日:新嘗祭、火焚祭
- 12月31日:大祓式、除夜祭
- 毎月1日・15日:月次祭
[編集] 境内末社
- 安房天満宮
- 祭神:菅原道真公
- 秋葉神社
- 祭神:火乃焼速尾命
- 稲荷神社
- 祭神:宇賀御魂命
- 竹生島神社
- 祭神:市杵島姫命
- 産霊神社
- 祭神:高霊大神
- 蛭子社
- 祭神:蛭子之神
[編集] その他
- 三度の移転により氏子地域を有さない神社となっている。
[編集] 外部リンク
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