統一ロシア
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統一ロシア | |
党首: | ボリス・グルイズロフ |
総評議会書記 (中央評議会常任委員会書記、幹事長): |
ヴャチェスラフ・ヴォロージン (ヴォロジン、ヴォロディン) |
成立年月日: | 2001年12月1日 |
党本部所在地: | モスクワ |
政治的立場: | 中道主義(中道左派?)、愛国主義、ナショナリズム |
下院議席数: | 305/446 |
色(イメージカラー): | |
国際提携: | 特になし |
ウェブサイト: | www.ER.ru |
統一ロシア(とういつロシア、ロシア語:Единая Россияイヂーナヤ・ラッスィーヤ)は、ロシアの政党。ウラジーミル・プーチン大統領の与党。1999年のロシア連邦議会下院国家会議選挙前に、強い与党の創設を目論んだ政権側の肝いりで有力州知事らがショイグ非常事態相を党首に結成した政党「統一」と、ルシコフ・モスクワ市長らが結成した中道左派連合「祖国・全ロシア」が2001年12月1日に統合して成立した。
プーチン大統領支持だけを旗印にさまざまな思想信条を持つ政治家らが集まった「寄せ集め」政党との指摘もある。 統合により、下院での合計議席数300議席で、最大野党のロシア連邦共産党の52議席を大きく上回った。 党首はボリス・グルイズロフ下院議長。
2006年12月2日エカテリンブルクで党大会が開催された。党大会ではグルイズロフ下院議長・党首、ルシコフら地方政府代表が参加した。この党大会では今後10年間の国家建設の指針となる「国家発展戦略」を採択した。同戦略は2007年下院国家会議選挙及び、2008年のロシア連邦大統領選挙に向けての党の公約でもある。一方で党内ではシロヴィキと反シロヴィキの駆け引きが熾烈なものとなり、党役員改選では、当初、役員に選出されると予想されていたロシア鉄道のヤクーニン社長が選出されなかった。