紅梅亭
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紅梅亭(こうばいてい)は、明治から大正時代に大阪府ミナミ法善寺北側にあった寄席。前名を「今嘉の席」
当時は1874年(明治7年)4月3日、初代桂文枝が亡くなると一門の桂文三と桂文都の間で二代目襲名問題がおこり2人は対立する。
その後文都は月亭文都と名乗り当時の笑福亭一門、初代桂文團治一門を引き連れて「三友派」を結成。このメンバーが今嘉の席を定席の寄席にした。1894年には女傑資産家・原田ムメの買収により東京の「白梅亭」に対抗して「紅梅亭」とした。
「金沢亭」の人気、1918年には吉本興業創始者でもある吉本泰三・せい夫妻によって買収され。その後は閉館。
現在讀賣テレビで1994年から2ヶ月に1回、火曜日深夜(日付上は水曜日早朝)に放送されている演芸バラエティ番組「平成紅梅亭」の名前はここからきていて番組のセットも当時の紅梅亭の雰囲気をそのまま生かしている。
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