紅一点
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紅一点(こういってん)
- 「万緑叢中紅一点」の略。中国の王安石が作った詞にある言葉で、草むらの中に一つだけ赤いザクロが咲いているということから、男性ばかりの中に女性が一人だけ混ざっていることや、ひときわ目立つ存在のことを言う。
- 岩田醸造(北海道札幌市)が、1953年から製造販売する味噌のブランド名「紅一点」。
- 麻雀の役の一。本稿で記述。
紅一点(コウイッテン)とは、麻雀の役のひとつ。萬緑叢中紅一点ともいう。役満。緑一色(リューイーソー)の發を中に置き換えた役である。基本的には、緑一色と同じ。由来は、中国の漢詩「萬緑叢中紅一点」で、この役の歴史は緑一色よりも古い。
緑一色には、發がなくても認められることもあるが、紅一点の場合には中がないと發がない緑一色と同じになってしまうので中がない紅一点は認められない。
(例)