粉河熊取線
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粉河熊取線(こかわくまとりせん、別名:熊取粉河線、紀泉シャトルライン)は、1990年8月より和歌山県紀の川市粉河のJR粉河駅にある粉河駅前停留所と、大阪府泉南郡熊取町大久保のJR熊取駅にある熊取駅前停留所の間を結ぶバス路線である。
鉄道のみを利用して粉河駅から和歌山線・阪和線を乗り継いでJR熊取駅に移動するより、このバスを利用する方が早くて安い。
運行開始時は、和歌山バス那賀・南海ウィングバス南部・水間鉄道バス(通称:水鉄バス)の3社が、共同で運行していた。2006年1月1日より、南海ウイングバス南部・水間鉄道バスの撤退により、和歌山バス那賀が単独で運行を続けている。
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[編集] 利用客
[編集] 運行形態
JR粉河駅と、JR熊取駅の間をおよそ50分で結び、6時~23時の間に1時間につき、およそ1本のペースで運行されている。平日と、土休日でダイヤが変わる。
この路線は、特急バスのみが運行されているため、粉河周辺には既存の路線の停留所も存在するが、通過するものが多い。停車駅は後に記載する停留所に停車するバスしか運行されていない。
2006年より、和歌山バス那賀の単独運行に移行したため、スルッとKANSAI対応カードの利用が可能となった。
[編集] 停留所
◎粉河駅前 - 長田観音前 - 打田国道口 - 勢田西 - 重行 - 神通 - 犬鳴山 - 中大木 - 大阪体育大学口 - 青年会場前 - ◎熊取駅前
※粉河駅前から熊取駅前までの運賃は620円