等々力緑地硬式野球場
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等々力緑地硬式野球場（とどろきりょくち・こうしきやきゅうじょう）は、神奈川県川崎市中原区の等々力緑地内にある野球場。一般には等々力球場という通称で呼ばれる。同市が運営管理している。
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[編集] 歴史
川崎市内には以前、この等々力球場と、川崎区富士見にある川崎球場の2つの硬式野球場があった。等々力球場はアマチュア野球や草野球など一般利用が主体で、一方の川崎球場はかつてプロ野球・大洋ホエールズ（現横浜ベイスターズ）やロッテオリオンズ（現千葉ロッテマリーンズ）が本拠地とし、アマチュアでも高校野球や大学野球、社会人野球などの公式戦が数多く開催され、野球以外でもアメリカンフットボールやプロレス、イベントなどに幅広く使用されてきた。しかし、川崎球場がスタンドの老朽化で2000年3月をもって一旦閉場して施設の一部撤去を行うこととなり、スタンドが解体されることになった。この代替措置として、等々力球場はそれまで内野がクレー、外野が天然芝で舗装されていたのを全面人工芝に張替え、多目的利用できるよう改修された。
しかし、元々アマチュアや一般利用を目的に造られた野球場であり、これまでプロ野球公式戦は二軍も含めて開催されたケースはない。川崎市内では、現在の川崎球場に代わる新球場の建設構想が幾度か持ち上がってはいるものの、財政難などでいずれも頓挫している。
