空の食欲魔人
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『空の食欲魔人』（そらのしょくよくまじん）は白泉社「花とゆめ」に連載されていた川原泉の漫画作品。また、それを表題作とする漫画短編集（コミックスと文庫版とでは収録作が異なる）。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] ストーリー
ちょうど隣の国の民間航空機が赤い国の軍用機に撃墜された頃。家族の心配の種であった一橋みすずは幼なじみの吉川弘文にプロポーズされました。彼は一流航空会社のパイロット、若手ではトップの出世頭、大らかな性格で、その上二枚目でありました。そんな彼にもひとつ問題が。食べ物の前にはプライドも何も存在しない「恐怖の食欲魔人」なのでありました。
[編集] 登場人物
- 一橋みすず
- イラストレーター。家族には早く結婚して出て行ってほしいと厄介者扱いされている。弘文とは幼稚園の頃からの幼なじみ。
- 吉川弘文
- 一流航空会社のパイロット。若手でトップの出世頭。大学を出てすぐに両親をなくしている。といっても孤独につきものの「影」が全くない。
- 岩波文子
- 弘文と同じ会社の客室乗務員。ひそかに弘文を狙うが、性格を知り、断念。
- 一橋あかね
- みすずの妹。みすずを厄介者扱いする。
- 一橋ポプラ
- みすずの妹。みすずを厄介者、年寄り扱いする。
[編集] コミックス
- 花とゆめコミックスより
- 1984年8月発行 ISBN 459211714X
- 同時収録作 (stub)
- 白泉社文庫より
- 1994年9月発行 ISBN 459288311X
- 同時収録作 (stub)
