神田裕之

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神田裕之（かんだやすし、1978年 8月29日 - ）は日本のプロレスラーである。一時引退しプロレスのレフェリーを務めていた。千葉県千葉市稲毛区出身。プロレスラーとしての最終所属は闘龍門JAPAN。現役時代は怒髪天のような逆立ち金髪のモヒカン頭で、一度見たら忘れられないインパクトがあった。ドン・フジイと髪型について論争になったことがあるが、現在はモヒカンをやめている。

[編集] 経歴

闘龍門の2期生試験に合格し、1997年 11月10日にメキシコに渡る。プロレスデビューもメキシコで、1998年 8月29日に行われた闘龍門自主興行のSAITO戦である。メキシコでは元WWEの田尻義博とタッグチームを組んだこともあった。

1999年に日本に凱旋登場。同年にはみちのくプロレスへも初参戦を果たしている。2000年には全日本プロレスにも登場。同年には望月成晃、望月享らとM2Kを結成し活動した

2001年 10月10日の興行中に受けたビーチブレイクにより、首の骨が横に1.5cmスライドするという怪我を負い、「これ以上ずれたら命に関わる」という診断をされた。後にこの怪我が原因となって、2002年 10月28日に引退する。引退試合の相手は闘龍門同期のストーカー市川であった。

引退後は、闘龍門にて「教頭」となる。DRAGON GATE設立後は同団体にて「神田本部長」として活動。またレフェリーもこなしている。

2005年8月からトレーニングを再開。医師からの許可も下りて、復帰の為の準備が始まる。それに際して、過去の抗争相手であるドン・フジイとの抗争を再燃させる。フジイが「神田がレフェリーをすると勝てない」といちゃもんをつけるようになり、しまいには神田を暴行、怒った神田が復讐をするというストーリーが組まれ、2006年望月、横須賀とのオリジナルM2Kで一夜限りの現役復帰。その後、ファンの署名活動により、本格復帰。マッスル・アウトローズとの抗争でも試合を行い、WARの復活興行にも参戦選手として名を連ねている。8月には本部長職をベーカリー八木に譲り、現役に専念している。「現在のDRAGON GATEの動きに付いて行く為にトレーニングに専念する」ということで、一時的に試合に参加していなかったが、8月のIJタッグ・トーナメントから継続参戦している。

[編集] 得意技

ダイビングエルボードロップ

通称「下剋上エルボー」。コーナーから決める際「下剋上じゃ～!!」と叫んだことから。

ジャーマン・スープレックス・ホールド

フジイとの抗争中、「どちらのジャーマンが優れているか」で言い争った。

[編集] タイトル

闘龍門

第3回ヤングドラゴン杯優勝
IWRGインターコンチネンタルタッグ王座 : 1回（＆望月享）

UWA

UWA世界6人タッグ : 1回（＆望月享、ダークネスドラゴン）

[編集] エピソード

負傷する前は、マイクアピールで何を言っているのか分からないぐらい滑舌が悪く、字幕も「○×△＠！！」と表記されるほどだったが、負傷後は何故かよく聞き取れるようになった。ただし現在も時折、マイクパフォーマンス中に噛んでは他のレスラーにツッコまれている。
マグナムTOKYOをM2Kのリーダーに据えるために堀口元気の自費3万円をはたいてダンスレッスンを受けたが、首の負傷に加えてリズム感がなかったため一人だけついていけなかった。
教頭時代、新M2Kのリーダー・望月成晃の要求をすぐに承認していたため、マグナムに「癒着している」とバッシングを受けていた。
復帰後はコスチュームにあった「下克上」の文字は消え、「もう下克上って言うほどのポジションではないので」ということで、下克上の文字は新人の小野寺大和に引き継がれた。