磐城国
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磐城国(いわきのくに)は、日本の明治時代に設定された地方区分の国の一つである。
現在の福島県東半部と、宮城県南部にあたる。西隣の岩代国とは福島県の中部を分割する形となる。具体的には、北の伊達郡と安達郡が岩代国で、南の東白川郡と西白河郡が磐城国、(ただし大信村西部は岩代国)、その中間においては阿武隈川を境とする。北の陸前国との境では、宮城県のうち亘理郡、伊具郡、刈田郡と白石市、角田市が磐城国である。
[編集] 沿革
明治元年 (1868年) 12月7日に、陸奥国を分割して設けられた。 明治5年 (1872年) の調査では、人口34万8608人を数えた。