石川県道37号輪島山田線
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石川県道37号輪島山田線(いしかわけんどう37ごうわじまさんでんせん)とは、石川県輪島市と石川県鳳珠郡能登町を結ぶ主要地方道(石川県道)である。
- 起点:石川県輪島市三井町渡合(=県道1号交点)
- 終点:石川県鳳珠郡能登町瑞穂(=国道249号交点)
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[編集] 概要
奥能登の漆の里、輪島市から河原田川の支流を遡り、東南の方角へ山を越え山田川沿いに内浦側へ下るコースで、当目越え、峰越などの古道とならぶ古くからの街道。外浦の拠点・輪島漁港と内浦の宇出津漁港を結ぶ近道は急峻な山道の多い中で、このコースは比較的傾斜の緩やかな道筋である。
県道1号から分岐して能登町に入る迄の区間は路線バスが通うというのに長年悪路のままであり、道中バスと行き会ったなら確実にバックしなければ離合できない道であったが、平成に入る頃より急激に改良が進み、輪島市側の区間は多少の急カーブや急勾配は残るものの、概ねセンターラインのあるようなレベルの道となった。が、能登町に入ると状況は一変し、普通車一台分で一杯の細い道が鋭角に曲がりながら急坂を下る。大田原の集落脇で珠洲道路と交差するまでの僅か1㎞弱の区間が、道中最大の難所なのである。一方、大田原からは早くに整備され対面交通が確保された比較的快適な道が続く。旧能都町当時は国道を除くと二大幹線ともいえる街道筋だったことが伺えるが、あと少しで瑞穂へ出る、というあたりで急激に道幅が狭くなり道路沿いの大きな家々や条件の良い農地が道路改良を拒んできた様子が手に取るように感じられる。この山田地区は近年になってようやく拡幅工事が着手されたものの遅々として進まない。主要地方道とは言うものの一般県道並の整備状況といえよう。
[編集] 通過市町村
[編集] 主な接続道路
- 国道249号(能登町)
- 石川県道1号七尾輪島線(輪島市)
- 石川県道26号珠洲穴水線(能登町)→接続部では珠洲道路