真駒内用水

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真駒内用水（まこまないようすい）は、真駒内川から取水し、豊平川右岸の平岸・白石に農業用水を供給するために作られた水路である。北海道札幌市南区を流れる。後に、用水としての役割はなくなった。

[編集] 流路

真駒内柏丘にある丸亀樋管で真駒内川から取水し、はじめ地下を通る。真駒内川右岸の公園で地上に現れ、真駒内中央公園に入る。この公園で池を作る。真駒内の街中を通りつつ、五輪記念公園、曙公園を経て、陸上自衛隊真駒内駐屯地の敷地に入り、澄川西小学校の近くで精進川に注ぐ。

[編集] 歴史

1879年（明治12年）に、真駒内種畜場への導水のため、お雇い外国人エドウィン・ダンの提案で作られた。後に平岸や米里（白石区）まで延びたが、札幌郊外の市街化にともない、農業用水としての使命がなくなり、下流部は埋め立てられた。2004年現在には、公園や樹林とあわせた景観上の意義だけが残る。