畿央大学短期大学部

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畿央大学短期大学部（きおうだいがくたんきだいがくぶ）は、奈良県北葛城郡広陵町にある短期大学で、現在廃止が決定している。

畿央大学の新設に伴い、奈良県桜井市桜井502にあった桜井女子短期大学（英称:Sakurai Women's junior college）が2003年に移転して設置された。1946年創立の冬木家政学院が起源となっている。カトレアが学園のシンボルとなっていた。

目次 1 沿革 2 歴代学長 3 学科 4 専攻科 5 取得資格 6 就職実績（桜井女子短期大学含む） 7 編入・進学実績（桜井女子短期大学含む） 8 トピック 9 参考文献 10 外部リンク 11 関連項目

[編集] 沿革

• 1966年　桜井女子短期大学（さくらいじょしたんきだいがく）開学。
  • 家政科
• 1967年　児童教育科が新設される。家政科を専攻分離する。
  • 服飾専攻
  • 食物栄養専攻
• 1982年　学科名を変更。
  • 家政科→生活科学科
  • 児童教育科→児童教育学科
• 1993年　専攻科設置。
• 2001年　児童教育学科に保育士課程が設置される。
• 2002年　生活科学科の受け入れが最後となる（桜井女子短期大学として最後の学生受け入れでもあった。）
• 2003年　畿央大学短期大学部児童教育学科に変更。
• 2005年　短期大学として最後の学生受け入れとなる。

[編集] 歴代学長

• 冬木智子

[編集] 学科

• 生活科学科
  • 生活科学専攻
    • 生活デザインコースと生活造形コースに分かれていた。前者では、授業の一環としてファッションショーもあった。当専攻は畿央大学に継承されることはなかった。
  • 食物栄養専攻
    • 食文化コースと栄養士養成コースがあった。前者では、調理学実習において一流ホテルのシェフから、専門的なお菓子作りや西洋料理・中華料理を学ぶことができた。栄養士の養成は畿央大学になってからも継承されている。
• 児童教育学科
  • 幼児教育・初等教育・情報教養コースがあり、全てのコースにおいて幼稚園教諭免許状が取得できた。初等教育コースにおいては小学校教諭免許状、情報教養コースでは秘書士資格も取得可能だった。短期大学部になってからは、小学校教諭免許状・幼稚園教諭免許状・保育士資格と2年間でトリプルライセンス取得も可能となった。短大での幼児教育・初等教育の実績は大学になってからも継承されている。

[編集] 専攻科

• 生活科学専攻（桜井女子短期大学時代のみ）

[編集] 取得資格

• 小学校教諭二種免許状・幼稚園教諭二種免許状・保育士資格
  • 児童教育学科
• 中学校家庭科教諭二種免許状（桜井女子短期大学時代のみ）
  • 生活科学科
    • 生活科学専攻
    • 食物栄養専攻
• 栄養士資格（桜井女子短期大学時代のみ）
  • 生活科学科
    • 食物栄養専攻

[編集] 就職実績（桜井女子短期大学含む）

• 生活科学科
  • 生活科学専攻
    • 一般企業への就職が大半で、教職に就く人はごく僅かだったようである。
  • 食物栄養専攻
    • 一般企業への就職が大半だった。栄養士資格を活かした職に就いた人は左程多くなかった。教職に就く人も少なかった。
• 児童教育学科
  • 小学校や幼稚園への就職は少なく、一般企業への就職がむしろ多かった。また、福祉施設への就職もいた。

[編集] 編入・進学実績（桜井女子短期大学含む）

• 生活科学科
  • 生活科学専攻
    • 花園大学
    • 関西大学ほか
  • 食物栄養専攻
    • 大阪国際女子大学ほか
• 児童教育学科
  • 鎌倉女子大学ほか

[編集] トピック

• 桜井女子短期大学時代、東京の昭和女子大学との単位互換があった。

[編集] 参考文献

• 『日本の私立短期大学』（日本私立短期大学協会発行、1980年）
• 『昭和62年度　全国短期大学高等専門学校一覧』（文部省高等教育局技術教育課監修）
• 『99全国短期大学案内』（梧桐書院）
• 『短大蛍雪5月臨時増刊』（2000年度。旺文社）
• 『大学総合案内　桜井女子短期大学2000』ほか

[編集] 外部リンク

• 畿央大学短期大学部

[編集] 関連項目

• 畿央大学
• 関西中央高等学校