幼稚園教諭
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幼稚園教諭(ようちえんきょうゆ)とは、幼稚園において園児の教育・保育をつかさどる職員のことである(学校教育法81条第4項など)。
園児の発育において、園児の教育のほか、園児の健康面での管理、園児保護のための不審者対策なども重要な仕事となっている。幼稚園教諭普通免許状(専修、一種、二種)を有していなければならない。
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[編集] 幼稚園教諭免許状を取得する方法
- 基本的には、幼稚園教諭免許状の取得課程がある養成機関で必要単位数をクリアーして取得することになるが、それ以外の養成機関を卒業した人については学歴を基礎資格としてその取得に必要な単位数だけ修得する方法もある。すなわち例えば、短期大学の工科系卒業といった幼稚園教諭養成課程とは全く関係のない人でも、高校卒業よりも比較的少ない単位で二種免許の取得ができるというものである。現在では、玉川大学・明星大学・創価大学・佛教大学・大阪芸術大学短期大学部の各通信教育部で学歴を基礎資格に免許状取得に必要な単位数だけをとるという課程がある。創価大学については、大学中退者であっても2年以上の在学で卒業所要単位として62単位以上修得していれば二種免許状取得課程(免許コース)に入学して取得していく方法もある。すなわち、学歴上は大学中退者の幼稚園教諭が存在しうる。
[編集] 免許状の種類
- 専修免許状=大学院修士課程卒業以上の学歴を有する者。(修士の学位を有する者)
- 一種免許状=日本の学校教育法に基づく大学卒業以上の学歴を有する者。(学士の学位を有する者)
- 二種免許状=日本の学校教育法に基づく短期大学卒業以上の学歴を有する者。(準学士・短期大学士の学位を有する者も含む)
[編集] 補足
- 二種免許状については、専修学校専門課程で取得できるところもある。また、一部の専門学校では夜間課程もあるが、幼稚園教諭免許状のみ取得できる学科については一定基準を満たしていないところもある(1700時間未満)。その場合、大学への編入学ができない。また、そういった人が幼稚園教諭二種免許状を一種にするには、現場で一定期間の実務経験を経て認定試験に合格するという方法がある。
[編集] 男性の幼稚園教諭
- 「幼稚園教諭=女性」のイメージが根強い職業であるが、近年は男性の教諭も勤務している幼稚園が増えつつある。従来は女性中心の業界であっただけに、男性中心の業界に女性が参入して来たかつての時代のように、迎え入れる女性側も参入する男性に対して偏見を抱きがちである。
- 中には施設面で男性教諭の受け入れが出来ていない幼稚園があり、「男性職員用の更衣室がないため、廊下で着替えている」「男性職員用のトイレがないため、園児用のトイレを使用している」という男性教諭もいる。