瀧川幸辰
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瀧川 幸辰(たきがわ ゆきとき、1891年2月24日 - 1962年11月16日)は、日本の刑法学者。岡山県出身。京都大学元総長。
京都帝国大学時代の1933年に、その著作の思想的内容を理由に文部省から休職処分を下されたのち退官した(滝川事件)が、第二次世界大戦後の1946年、京都大学に復帰し法学部長となった。その後1953年に総長に就任したが、学生運動との対立事件を繰り返し、特に「第2次滝川事件」と呼ばれる学生による滝川への「暴行」事件は有名である。1957年、総長の任期を満了し退官した。
[編集] 関連項目
[編集] 関連書籍
- 伊藤孝夫 『瀧川幸辰;汝の道を歩め』(日本評伝選) ミネルヴァ書房、2003年 ISBN 4623039072