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浦河沖地震(うらかわおきじしん)とは、1982年3月21日に発生した、マグニチュード(M)7.3の大地震。北海道日高地方で大きな被害が出た。
[編集] 概要
[編集] 本震
- 発生日時 1982年(昭和57年)3月21日11時32分(JST)
- 震源 浦河沖 北緯42.1度・東経142.6度・深さ約10km
- 規模 M7.3
- 最大震度 震度6 浦河町
[編集] 余震
- 最大余震…1982年3月21日、M5.8、最大震度4
[編集] 被害
死者はなし、重軽傷者167名。家屋全壊13棟。
震度6を観測した浦河町では、浦河町福祉センターで天井が落下した。また、町内で配水管が240箇所で破損した。
地震発生後約4分で浦河町海岸に津波が到達し、検潮所で波高135cmが観測されたが、津波による被害はなかった。