治山(ちさん)とは森林法を根拠に、はげ山、荒廃地を復旧させるため、山地や海岸などの保安林内で行う保安施設整備事業の総称である。主に、植生を導入するための基礎となる山腹工事、生育状況が芳しくない森林の整備、渓流の縦横断浸食を防止する治山ダムなどの構造物の設置を行う。
土砂の流出をコントロールする点で、砂防法を根拠にする砂防事業と類似するが、森林の造成等を目的とするため、計画の思想や構造物の設計手法が異なる。
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