土砂災害
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土砂災害(どしゃさいがい)とは、土砂の移動が原因となる自然災害をいう。
集中豪雨などを原因として発生する土石流、地すべり、がけ崩れ(急傾斜地崩壊ともいう)などが該当する。 山地などの森林内で発生するものについては、山地災害と言い分ける。 道路や住宅地などの人為的に造られた法面は、土砂災害に分類しないことが多い。
保全対象に応じて治山・砂防事業などによる防災対策が進められているが、依然として発生数は年間500~2,000箇所(気象条件により著しく増減する)と多く、死者も10人前後発生している。
海外では、日本と同様に急峻な国土を持つ、インドネシア、ネパールなどでも多数発生しており、年間1,000人程度の死者を出すこともある。日本の技術支援により対策を進められている。