沖縄県道247号古宇利屋我地線

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県道

247

沖　縄

沖縄県道247号古宇利屋我地線（おきなわけんどう247ごうこうりやがじせん）は沖縄県国頭郡今帰仁村の古宇利島と名護市屋我地島の済井出とを結ぶ一般県道。路線の目的でありシンボルの古宇利大橋がある。

[編集] 概要

[編集] 区間・総延長

起点・国頭郡今帰仁村字古宇利（古宇利島、古宇利港）
終点・名護市字済井出（屋我地島、沖縄県道110号線）
総延長・3.45km（予定）

[編集] 通過自治体（島）

国頭郡今帰仁村（古宇利島）－名護市（屋我地島）

[編集] 交差する道路

沖縄県道110号線（終点）

[編集] 主な施設・橋

古宇利港（起点、古宇利大橋開通前の定期船の玄関口だった）
古宇利大橋（全長1.96km・2005年2月開通）

[編集] 歴史・特徴

沖縄本島から僅か1.5kmしか離れておらず、今帰仁村の運天港から船で僅か15分（運航本数は数便/日）である古宇利島への架橋要望は強く、1990年代に入り今帰仁村道として具体化し、1996年に県道に指定され、県道として架橋建設をすることになった。
当初は2002年に開通予定だったが建設工法の難しさから3年遅れ、2005年2月にようやく開通した。現在沖縄県内の離島架橋ではもっとも長く、通行料無料の橋としては日本でもっとも長いという。古宇利島民にとっては悲願の開通だった。
沖縄本島からではなく、屋我地島からにしたのは同島のからのほうが距離が短く、コストが安く、また運天港が重要港湾であるためだとされている（伊平屋島・伊是名島への定期船航路であることと、台風接近の時の大型船の避難港であること）。
屋我地島と今帰仁村側の沖縄本島への架橋も現在建設中でこちらは沖縄県道248号屋我地仲宗根線として事業が進められている（2010年頃開通予定）。両島間の距離は僅か数百ｍだが、現在は建設中であるため、かつ古宇利島は今帰仁村、屋我地島は名護市であるため、古宇利島から村中心部の仲宗根に行くためには県道110号、国道58号、国道505号と羽地内海に沿って約15kmも迂回しなければならない。
- また自治体も違えば、所轄の警察署（今帰仁村は本部警察署、名護市は名護警察署）、消防機関（今帰仁村は本部町今帰仁村消防組合、名護市は名護市消防本部）、郵便局の集配・配達エリア（古宇利島は今帰仁郵便局、屋我地島は羽地郵便局）も異なるため、郵便配達や事件事故・火災救急の場合は応援協力はあっても管轄内で行うにもあれだけの距離を迂回しなきゃいけない不便さがある。
- さらに古宇利島の場合小学校は島内にあるが、中学校は2004年に村内の中学校を統合したため、通学の送迎バスはあってもやはりあれだけ迂回しなけれならず不便を強いられている（開通前は船でわざわざ通学していたという）。そのため屋我地島と今帰仁村側の沖縄本島の架橋の早期開通が待たれる。
古宇利大橋開通直後に仲間由紀恵主演の日本テレビ系ドラマ「ごくせん（第2シリーズ）」で最終回の最後の場面のロケ地としてこの橋が使われた。