水島臨海鉄道MRT300形気動車
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水島臨海鉄道MRT300形気動車(みずしまりんかいてつどうMRT300がたきどうしゃ)とは、水島臨海鉄道水島本線で運行されている、ディーゼルカーである。 この車輌は1994年から1996年にかけて製造・導入され、新潟鐵工所(現新潟トランシス)のNDCの機構をベースとした通常形気動車同等の20m級大型車である。全部で6両在籍している。 301,302が1994年に、303,304が1995年に、305,306が1996年に導入された。
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[編集] 概要
新潟鐵工所の第3セクター鉄道向けの気動車であるが、輸送量の多い通勤・通学路線であるため、通常形気動車同等の大型車である。全長20.8mの車体と、330PSの機関である。 301,302は水色の線に白色の車体で、303~306は青色の車体に、ひまわりの絵がラッピングされており、後者には「ひまわり号」という愛称が一応ある。尚、水島臨海鉄道に所属しているキハ20系との併結はできない。
[編集] 諸元
[編集] 車体
[編集] 構造
全長20.8m、幅3.14mの通常形気動車同等の大型車である。定員数は149人である。
[編集] 設備
乗降用扉は車体両端2箇所に片開きドアを設けている。 トイレは全車輌設置されていない。 ドアを開閉するときに、ドアチャイムが鳴る。自動・半自動の切り替えが可能であり、半自動ドアはボタンで操作する方式であるが、現在は使用されていない。また、全列車とも自動音声合成装置(音声案内)や、ワンマン設備を設置しており、車内駅名・料金案内表示装置(LED)は305,306に設置されている。また、エンジン直結式の冷房装置を備えている。
[編集] 走行機器
[編集] エンジン・液体変速機
エンジンは、新潟原動機製のDMF13HZ(330PS/2000rpm)を1基搭載している。液体変速機は、新潟コンバーター製のTACN-22-1611を搭載している。
[編集] 台車
動力台車形式は、NP129Dで、非動力台車形式は、NP129Tである。
[編集] ブレーキ
電気指令式自動空気ブレ-キ、直通予備ブレ-キを装備している。
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