毅宗 (高麗王)
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毅宗(きそう、1127年 - 1173年)は高麗の第18代国王(在位1146年-1170年)。姓は王、名は晛。諡号は毅宗剛果莊孝大王。初名は徹。
[編集] 略年表
- 高麗は金国に降伏 高麗は金国の藩となる(西夏藩・高麗藩・斉藩)
- 1127年 仁宗と恭睿太后林氏の間に生まれる。
- 1135年 平壌(高麗藩の西京)で妙清の乱(僧の妙清は遷都賛成派、 遷都反対派の金富軾で争う。遷都反対派(開城文臣)の勝利で決着。→文臣の勢力増大。
- 1138年 金国により南宋国の臨安(杭州)紹興~明州(寧波)が陥落
- 1157年 金国 燕京へ会寧から遷都
- 1170年 武臣による庚寅の乱(鄭仲夫の反乱) 毅宗は廃王となり、釜山沖の巨済島に流される。