橋田紘緒

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橋田紘緒（はしだひろお、1987年 7月17日 - ）は、大阪府出身の男性タレント。NHK教育テレビ「天才てれびくん」・「天才てれびくんワイド」の元てれび戦士。

1997年4月から2001年3月までの4年間(小4～中1)てれび戦士を務めた。
愛称は「社長」。
石原裕次郎が没した日に誕生。
引退後も、何度か出演。
1. 2001年のMTK「Material Girl」に、福田亮太とともにコバンザメとしてゲスト出演。
2. 2002年11月の天てれドラマ(天ドラ)「未来を救え!まんぷくくん」（主演：堀江幸生）に、福田亮太とともにゲスト出演。
3. 2003年1月の10周年スペシャルに、OBのひとりとして出演。

[編集] 人物像および活躍の記録

[編集] 登場時の自己紹介

「橋田紘緒と申しまっす。どーもっす。よろしくお願いしまっす。あだ名はなんと、社長っす。」

このあだ名「社長」はよく定着し、番組中では勿論のこと、新聞のテレビ欄にも掲載されるほどだった。

てれび戦士のあだ名ベスト選を作るならば、その上位に位置づけられると言っても良い。

[編集] トーク

大変口が達者で、スタジオトークには不可欠の存在であった。

特に、1999年～2000年のTTK裁判所では、2000年に陪審員長を務めるなど大活躍した。

[編集] ヘタレ

持ち前のマシンガントークで、司会者やてれび戦士をやり込めるようにも思えるが、実際には女子に口げんかを仕掛けては逆にやり込められてしまうことがしばしばであった。

毎年必ず1人は天敵が現れ、散々にやられていた。

このような「ヘタレた」面はプラスに作用し、スタジオのムードメーカーとして、あるいは三枚目キャラとして、人々に愛されることとなった。

[編集] 性格

特に小学生のときなど、体が小柄で声も甲高かったが、それとは裏腹に大人びた性格が魅力であった。

トークにおける話しぶりも腰が低く、当時の司会者だったキャイーンの天野ひろゆきからは「中小企業の社長のようだ」という評判も受けている。

1997年度(小4)のときの「天てれディベート」では、小4にして「女子高生は自分たちの世代をつくりたいんじゃないかな」という大変大人びたコメントを残している。

1998年度のMTKでは、YAKINIC GO GOの映像に、父親役で登場。緩んだネクタイといい、ずり落ちかけた黒縁めがねといい、おしぼりで顔を拭く姿といい、これらのものがこんなに似合う小5はなかなかいないだろう。

[編集] MTK

MTKへの出演は以下のとおり。

1998年度(小5)
1. YAKINIC GO GO／松川佳以
  VTRに父親役で出演した。他は松川佳以が長女，海道亮平が長男，田中樹里が母親役。VTRへの出演者は全員大阪出身のてれび戦士であり、ロケも大阪の焼肉店で行われた。
  曲中の間奏において発する「食べると中からジュワー」は名言。
2. 極楽はどこだ／ザ・フルース・フラザース（海道亮平、橋田紘緒）
  海道亮平とのコンビ。MTKでユニット名を使ったのは恐らくこれが最初。VTRはスーツにサングラスという「ブルース・ブラザーズ」のような姿で大阪の町を駆け抜けるというもので、渋くて格好いい。曲はホフディランの「極楽はどこだ」を短縮したもので、VTRとあいまっていい味を出している。
1999年度(小6)
1. はるかな旅へ Where'll we go from now／橋田紘緒，福田亮太，須田泰大
  当時「ヘタレ」と言われていたトリオで歌う。しかしVTRはとてもかっこいいし、曲もかっこよくて、ヘタレ的要素はどこにもない。原曲はゴダイゴの「Where'll we go from now」であるが、歌詞をはじめ大幅に改定されている。VTRはビン詰めにされた「宝の地図らしきもの」を拾った3人が、冒険の旅に出るというもの。須田泰大はノートパソコンを持っているが、充電ができないからバッテリーが切れたらもう使えなくなってしまう。曲も明るくて、仲良く冒険をする姿が歌われている。
2000年度(中1)
1. I LIKE YOU／ザ・フルース・フラザース2000（橋田紘緒、伊藤俊輔）
  ザ・フルース・フラザースを再度結成。海道亮平はもう引退していたため伊藤俊輔と組む。
2001年度(中2)・ゲスト出演
1. Material Girl／3サイズ with コバンザメ（中田あすみ、安齊舞、豕瀬志穂、橋田紘緒、福田亮太）
  3サイズのMaterial Girlに、福田亮太とともにコバンザメとしてゲスト出演した。コーラスをしたほかVTRにも出演した。

[編集] 10周年スペシャル

10周年スペシャルでは、2003年1月29日(水)に出演した。当時のてれび戦士村田ちひろ(剣道歴5年)に対して、「ちょうせんじょう」を渡し、剣道勝負を申し込んだ。しかしあっけなく負けてしまい、「参りました」と土下座した。相変わらずの「ヘタレ」ぶりを発揮した。

[編集] エピソード

高所恐怖症である。2000年のハイ地～図ｉｎシンガポールで飛行機に乗ったときにも怖がっていた。機内での素の姿を撮ったVTRでは、「降りれるものなら今すぐにでも降ります」と言って、うつむいた。
猫舌である。「極楽はどこだ」のVTRでそばを食べるシーンがあるが、実際には食べておらず食べるまねをしているだけ。
ダンスを披露するときには、表情がこわばり、へっぴり腰になる。
歌を歌うときも表情がこわばり気味である。特に「はるかな旅へ」のVTRでは顕著である。
2000年6月の「なりきりシンガーズ」のとき、清水ミチコに「テレビの時は社長。普段は？」と本名を言うように振られたのだが、自分の名前を度忘れしてしまった社長は、「あれ、俺、名前何やったけ」と言った。