梶島正樹
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梶島 正樹(かじしま まさき、1962年3月15日 - )は、岡山県出身のアニメーター、キャラクターデザイナー、アニメ原作者。
大阪デザイナー学院卒業後、スタジオジュニオに入社。専門学校の同期には、一緒にジュニオに入社した井上俊之と平岡正幸がいる。最初に原画を描いた作品は『ストップ!! ひばりくん!』。原画に昇格して3ヶ月後に『Gu-Guガンモ』でメインキャラクターのデザインに抜擢される。クレジットでは社長の香西隆男名義となっているが、香西の監修を受けて井上俊之と2人がかりの仕事だった。ガンモでは北久保弘之らと知り合い、これが契機となって、外からの仕事の依頼が来るようになった。『ガルフォース』以降は、依頼のほとんどがアニメ・インターナショナルカンパニー (AIC) から。ジュニオには籍だけが長いことあり、『ガルフォース地球章』のころに正式にジュニオを辞めてフリーになる。
『天地無用!』シリーズの原作者として知られている。また、AICの代表取締役社長である三浦亨からは「君の頭はいっぺんかち割って観てみたい。君の頭の中にはどれだけの知識と裏設定が詰まっているのか」と言われるほど彼が原作として関わっている作品は繋がっており奥が深い。
自分の名前をもじって名前を付ける事も多い。たとえば、『デュアル!ぱられルンルン物語』の主人公・四加一樹は4+1=5で正を意味する。
[編集] 主な作品
- 天地無用!魎皇鬼 原作、キャラクターデザイン、作画監督、原画。
- 天地無用! 原作、オリジナルキャラクターデザイン。
- 天地無用!GXP 原作、作画監督、原画。
- デュアル!ぱられルンルン物語 原作、オリジナルキャラクターデザイン。
- フォトン 原作、オリジナルキャラクターデザイン。
- 真・天地無用!魎皇鬼 (小説) 富士見ファンタジア文庫。
他、成人向けアニメなど