栃木都市圏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
栃木都市圏(とちぎとしけん)とは、栃木県栃木市を中心とする都市圏である。北関東の東西軸・国道50号ベルト地帯に存在する。栃木県南部における道路・鉄道インフラが集中する交通の要衝の都市圏である。
目次 |
[編集] 都市圏の変遷
都市雇用圏(10%通勤圏)の変遷
県 | 自治体 ('80-'00) |
1980年 | 1990年 | 1995年 | 2000年 | 自治体 (現在) |
---|---|---|---|---|---|---|
栃木県 | 栃木市 | 栃木都市圏 12万9963人 |
栃木都市圏 13万4946人 |
栃木都市圏 13万4676人 |
栃木都市圏 13万3058人 |
栃木市 |
都賀町 | 都賀町 | |||||
大平町 | 大平町 | |||||
西方村 | 西方町 |
- ※西方村は1994年に町制を施行した。
[編集] 特徴
都市圏の中心となる栃木市は高等学校等の教育機関が公立7校、私立1校と多いため、統計上、昼間人口の吸収率は高い。栃木県県南地区唯一の地裁である宇都宮地方裁判所栃木支部や、栃木法務局、栃木税務署等が立地し、行政の中心地であるばかりか、商業面でも県南地区では最大の店舗面積を誇るショッピングセンター「イオン栃木SC」を含め、「FKD栃木」や「アイム栃木」など市内に大型商業施設が点在しているため、その求心性は高い。また、医療先進地として下都賀総合病院や、とちの木病院などの大規模病院があり、日常的に近隣市町村からの人口流入が多い。
[編集] 行政
- 栃木警察署
- 栃木消防署
[編集] 交通
[編集] 鉄道
- 南北に東京・日光方面へ向かう東武日光線、東西に高崎・小山方面へ向かうJR両毛線が通過し栃木市内の栃木駅にて接続する。
- 又、栃木市内の新栃木駅にて東武日光線から宇都宮方面へ向かう東武宇都宮線が分岐する(運行上は栃木駅にて分岐)。
- 都市圏内の駅
- ■JR両毛線:栃木駅 - 大平下駅 - 岩舟駅
- ■東武日光線:板倉東洋大前駅 - 藤岡駅 - 静和駅 - 新大平下駅 - 栃木駅 - 新栃木駅 - 合戦場駅 - 家中駅 - 東武金崎駅
- ■東武宇都宮線:(栃木駅 - )新栃木駅 - 野州平川駅 - 野州大塚駅
[編集] 道路
[編集] 高速道路
- 都市圏内のIC及びJCT
[編集] 一般道路
- 栃木市から放射線状に都市圏内の各市町村、及び他の各方面に向かって道路が延びている。
- 栃木市中心部の環状道路である栃木環状道路(栃木バイパス)や、栃木市内の蔵の街大通り、岩舟町~栃木市南部を通過する新50号バイパスなどは非常に交通量が激しい。