柳明佑

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柳明佑（ユ・ミョンウ、1964年1月10日 - ）は、韓国出身の元WBA世界ジュニアフライ級（現・ライトフライ級）王者。

彼の叩き出した世界タイトル17連続防衛という記録は今でも階級最多レコードとして破られずにいる。

現役時代は無尽蔵のスタミナと、一度打ち出したら止まらない連打を武器に「ソナギ（夕立）」と呼ばれていた。

[編集] 略歴

• 1985年12月8日、世界初挑戦。ジョーイ・オリボ（米国）を15回判定に降し、WBA世界ジュニアフライ級王座獲得。以後、同級最多となる17度の防衛に成功。
• 1991年12月17日、大阪府立体育会館で18度目の防衛戦。元WBC世界ミニマム級王者の井岡弘樹と対戦し、12回判定負け。6年間保持してきた世界王座を手放してしまう。
• 1992年11月18日、井岡と再戦。12回判定勝ちを収め、雪辱ならびに11ヵ月ぶりの世界王座返り咲きを果たす。その後、翌1993年7月に初防衛を果たすが、9月に現役引退を表明し、王座返上。（空位となった王座は、かつて柳に2度挑戦し連敗したレオ・ガメスと八尋史朗が後楽園ホールで王座決定戦を行い、ガメスが9RTKOで八尋を下し、ストロー級に続く二階級制覇を達成）

通産戦績は39戦38勝（14KO）1敗。

現在は母国で指導者として後進の育成に力を入れているとのこと。