松平輝貞
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松平 輝貞（まつだいら てるさだ、寛文5年6月20日（1665年8月1日） - 延享4年9月14日（1747年10月17日））は、江戸時代の大名。徳川綱吉、徳川吉宗の側近。側用人、老中格。
実父：松平輝綱（武蔵川越藩主。輝貞は6男）
実母：板倉重宗11女
養父：松平信興（土浦藩主）
妻：市子（柳沢吉保養女）
最終官位：従四位下侍従・右京大夫
領地：常陸土浦→下野壬生→上野高崎→越後村上→上野高崎
延宝2年(1674年)武綱と名乗り、天和2年(1682年)6月23日、元服と同時に輝貞と改名。1691年、土浦藩の家督を相続する。
家督相続以前より5代将軍徳川綱吉の小姓、御側衆として仕え、側用人にのぼる。また、幾度か加増を受け、最終的に7万2000石を安堵される。しかし徳川家宣は6代将軍になると綱吉側近を排除し、輝貞も側用人を免職され村上に左遷されたが、徳川吉宗は8代将軍になると享保2年、輝貞を再び高崎に復帰させ、同時に家格を溜詰格に昇格させた。さらに1730年には老中格に任命した。
延享4年(1747年)に死去。
戒名：天休院殿節翁道義大居士。
墓地：東叡山明王院(東京都台東区)、のち平林寺（埼玉県新座市）に改葬
[編集] 略歴
- 1665年（寛文5年）生まれる
- 1688年（元禄元年）中奥小姓
- 1689年（元禄2年）側衆
- 1691年（元禄4年）土浦藩3万2000石相続
- 1692年（元禄5年）壬生に転封
- 1693年（元禄6年）側用人
- 1694年（元禄7年）1万石加増
- 1695年（元禄8年）1万石加増、高崎に転封（5月10日）
- 1701年（元禄14年）1万石加増
- 1704年（宝永1年）1万石加増。都合7万2000石（12月26日）
- 1709年（宝永6年）側用人免職
- 1710年（宝永7年）村上に転封
- 1717年（享保2年）再び高崎に転封
- 1730年（享保14年）老中格
- 1745年（延享2年）致仕隠居（12月11日）
- 1747年（延享4年）死去（享年83）
[編集] 官位
- 大河内松平氏（土浦藩2代）藩主
- 1691～1692
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- 先代:
- 松平信興
- 次代:
- 土屋政直
- 大河内松平氏（壬生藩）藩主
- 1692～1695
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- 先代:
- 三浦明敬
- 次代:
- 加藤明英
- 大河内松平氏（高崎藩）藩主
- 1695～1710
-
- 先代:
- 安藤重博
- 次代:
- 間部詮房
- 大河内松平氏（村上藩）藩主
- 1710～1717
-
- 先代:
- 本多忠良
- 次代:
- 間部詮房
- 大河内松平氏（高崎藩初代）藩主
- 1717～1745
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- 先代:
- 間部詮房
- 次代:
- 松平輝規
