松岡和子
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松岡和子(まつおか かずこ 1942年 - )は、日本の翻訳家、演劇評論家。旧満州新京生まれ。東京女子大学英文科卒業、東京大学大学院修士課程修了。日本シェイクスピア協会会員、国際演劇評論家協会会員。
英語戯曲の他、小説や評論の翻訳を手がける。シェイクスピア全作の新訳に取り組んでおり、彩の国さいたま芸術劇場での彩の国シェイクスピア・シリーズ企画委員のひとり。
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[編集] 主な著書
- 『ドラマ仕掛けの空間』(創樹社 1986年)
- 『英米文学の女性たち』(共著 南雲堂 1986年)
- 『東京芝居』(共著 TBSブリタニカ 1987年)
- 『エリザベス朝演劇』(共著 英宝社 1991年)
- 『すべての季節のシェイクスピア』(筑摩書房 1993年)
- 『快読シェイクスピア』(河合隼雄との対談集 新潮社 1999年)
- 『シェイクスピア「もの」語り』(新潮選書 2004年)
[編集] 主な翻訳戯曲
[編集] シェイクスピア作品
※ちくま文庫シェイクスピア全集
- 『ハムレット』
- 『ロミオとジュリエット』
- 『マクベス』
- 『夏の夜の夢・間違いの喜劇』
- 『リア王』
- 『十二夜』
- 『リチャード三世』
- 『テンペスト』
- 『ウィンザーの陽気な女房たち』
- 『ヴェニスの商人』
- 『ペリクリーズ』
- 『タイタス・アンドロニカス』
- 『オセロー』
[編集] その他の作品
- 『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』(トム・ストッパード作 劇書房)
- 『エドマンド・キーン』(レイマンド・フィッツサイモンズ作 劇書房)
- 『クラウド9』(キャリル・チャーチル作 劇書房)
- 『ドレッサー』(ロナルド・ハーウッド作 劇書房)
- 『ガラスの動物園』(テネシー・ウィリアムズ作 劇書房)
- 『くたばれ ハムレット』(ポール・ラドニック作 白水社)