松尾山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

松尾山（まつおやま）は奈良県大和郡山市内にある標高315mの山である。天武天皇の皇子舎人親王が、養老2年（718年）に厄除けと日本書紀編纂の完成を祈願して建立したと伝わる日本最古の厄除け寺の松尾寺が付近にある。

目次 1 アプローチ 2 山頂からの展望 3 松尾山送信所 4 付近

[編集] アプローチ

松尾寺まではJR大和小泉駅からタクシー。年末年始はバスも運行される。松尾寺からは10分程。

[編集] 山頂からの展望

山頂は電波塔が立っており、また木々に囲まれているため、展望目的であれば国見展望台にゆくことをお勧めする。 国見展望台へは松尾寺から少し登ったところにある分岐を右へ（左は山頂）。

[編集] 松尾山送信所

松尾山には1970年前後に奈良県をエリアとするテレビジョン放送・FMラジオ放送の親局が設けられた。しかし、デジタル化に伴い、送信所の再編成が行われており、 NHK教育・奈良テレビ放送のデジタル放送は、親局が生駒山頂の送信所に設置された。

放送局名	リモコンキーID	コールサイン	チャンネル ／周波数	空中線電力	ERP	放送区域内世帯数
NHK奈良FM	-	JOUP-FM	87.4MHz	500W	1.2kW	-
NHK奈良デジタル総合	1	JOUP-DTV	31ch	100W	1.3kW	約44万世帯
NHK大阪アナログ教育 奈良中継局	-	-	48ch	映像10W／音声2.5W	映像96W／音声24W	-
NHK奈良アナログ総合	-	JOUP-TV	51ch	映像1kW／音声250W	映像8.3kW／音声2.08kW	-
TVN奈良テレビ放送 アナログ	-	JONM-TV	55ch

• NHK教育は近畿広域圏を放送エリアとする大阪局の中継局としての扱い。デジタル放送では生駒山からの大阪親局直接受信に方針が変更された。

[編集] 付近

• 奈良県道123号大和小泉停車場松尾寺線
• 松尾寺