月感(げっかん、慶長5年12月(1601年1月) - 延宝2年9月5日(1674年10月4日))は、江戸時代前期の浄土真宗の僧。字は円海。肥後国の出身。肥後延寿寺(本願寺派)の住職。
1652年(承応元年)西吟の講義に異議を唱えて論争となり、本願寺と興正寺とが対立するまでに発展した。この対立は江戸幕府の裁決を受けることとなり、その結果月感は出雲国へ配流されることとなった。その後月感は本願寺派から大谷派へ転向している。
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