月刊任天堂店頭デモ
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月刊任天堂店頭デモ(げっかんにんてんどうてんとう-)は、任天堂が日本国内のビデオゲーム販売店に設置している試遊台で展開していたプロモーション活動である。
[編集] 概要
月刊任天堂店頭デモは非売品の販促用ツールとして使用されていた。メディアはゲームキューブ専用ディスクで、販売店の試遊台に設置されたゲームキューブで運用する。 その名の通り月刊ペースで更新され、毎月の最新情報を収録していた。なお、これらはゲームキューブ本体や台を含めて任天堂から貸し出されていたものである。
ゲームの体験版やムービーが選べるメニュー画面があり、ゲームキューブのコントローラで操作できるようになっている。 操作しないまま一定時間が経つと画面が切り替わり、収録されているムービーが全画面で再生される。(そのため操作が出来なく、ムービーの自動再生のみとなっている事がある) 体験版はムービーに比べて収録されている数が少ないことが多く、ゲームキューブ用ソフトが中心となっている。 ゲームボーイアドバンス用のものは当初は試遊機に繋げたGBAケーブルを介して行う「ジョイキャリー」と呼ばれるシステムで行っていたが、後にゲームキューブ本体で遊べるようになった。 また、この体験版は、一定の時間が経過すると、強制的にメニュー画面に戻るようになっている。 ゲームボーイアドバンス専用ワイヤレスアダプタを利用した通信が行える「ジョイスポット」も、この試遊台の近辺に設置されていた。
設置初期の頃はメニュー画面で選べる体験版とムービーが別々になっており、左右2画面になっている時もあった。
だが、末期はゲームキューブのソフトが全く発売されなくなったため、ムービーだけとなっている事が多く、また、DSステーションの普及、及び次世代機Wiiの発売が近づいたこともあり、2006年9月号で打ち切り、その幕を閉じた。 Wiiでの店頭試遊台の展開は、操作の安全上などの問題から現在未定であり、店頭には展示品が置いてあるのみである。