提岩里事件
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提岩里事件(ていがんりじけん)は、日本統治下の朝鮮で三・一独立運動中に起きた事件。
[編集] 概要
10名ほどの憲兵隊が提岩里の教会に、小学校焼き討ちと警察官2名の殺害の容疑者として提岩里のキリスト教徒の成人男達20数名を集めて取調べをしていた。そのとき、その中の一人が急に逃げ出そうとし、もう一名がこれを助けようとして襲いかかってきたのを犯人だと即断して殺害してしまった。これをきっかけに教会に集められていた人々が騒ぎ出し暴徒化。数で劣る憲兵隊が発砲し多数の死者が出てしまった事件。教会もその後近所からの失火により焼失した。
提岩里事件で女性や子供が死亡したとの誤った情報が、『朝鮮独立運動之血史』(朴殷植)にあるが死亡者の中に女性や子供はいないことは提岩里の慰霊碑の名前などから確認されている。[要出典]
韓国では教科書などで史実として誤って記載されており、多数ある反日教育の記載のうちの一つとなっている。[要出典]
[編集] 外部リンク
- 4月における騒乱の概要(朝鮮憲兵隊司令部編「朝鮮三・一独立騒擾事件」の口語訳)(京畿道郡部の欄に当該事件が掲載)
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