成田郁久美

成田郁久美（なりたいくみ、1976年 1月1日 - ）は日本のバレーボール選手。旧姓大懸(おおがけ)。身長173cm。北海道旭川市出身。ニックネームはイク。

[編集] 来歴

小学4年生の時、旭川神居ジュニアでバレーボールを始め、6年生で全国制覇を果たす。神居中学校から旭川実業高等学校に進み、1年生から活躍。2年生では高校総体で準優勝の原動力となった。

高校卒業後はNECレッドロケッツに入団。レフトのポジションで攻守両面で活躍。1996年のアトランタオリンピックにも最年少メンバー（20歳）として参加し、全試合に出場した。

1997年、黒鷲旗全日本選手権で優勝、MVPを獲得した。1998年5月、国際バレーボール連盟より1997年の世界ベスト6に選ばれた。またアジアバレーボール連盟よりアジアベストプレーヤーに選ばれた。

1999-2000年シーズンの第6回VリーグではNECレッドロケッツのキャプテンとしてチームをリードし、21戦全勝の完全優勝に導いた。

その後も全日本の中心選手として活躍したが、シドニーオリンピックの出場権を逃したこと、また故障も多かったことから、2001年、25歳の若さで現役引退した。

引退後はミカサ札幌支社で会社員として勤務するかたわら、地元北海道を中心に特別コーチなどを行っていた。2003年には結婚もしたが、同年秋、Vリーグの久光製薬スプリングスにアタッカーとして復帰した。

2004年のアテネオリンピック予選から全日本に復帰。そのレシーブ力を買われリベロに抜擢され、本大会出場に大きく貢献した。

祖父が探偵!ナイトスクープに出演した事がある。