恩施土家族苗族自治州
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恩施土家族苗族自治州（おんしトゥチャぞくミャオぞくじちしゅう, Ēnshī Tǔjiāzú Miáozú Zìzhìzhōu）は中華人民共和国湖北省西南部に位置する少数民族自治州である。面積24,000平方キロ、人口約380万人、うち土家族、苗族などの少数民族が52.6%を占める。
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[編集] 地理
西は重慶直轄市、南は湖南省湘西土家族苗族自治州、北から東にかけては湖北省宜昌市に隣接する。州北部を長江が横断する三峡地区に当る。
[編集] 歴史
明代には州南部は施州衛軍民指揮使司が設置される土司（間接支配）地域であったが、清代に改土帰流が実施され、直接支配地となった。1949年恩施行政区となり、1983年鄂西自治州が成立、1993年現在の名称に改称された。
[編集] 行政区画
- 恩施市 人口78万人、うち少数民族38.5%
- 利川市 人口83万人、うち少数民族46%
- 巴東県 人口48.5万人
- 建始県 人口51万人
- 宜恩県 人口34万人、うち少数民族66.4%
- 咸豊県 人口36.5万人、うち少数民族85%
- 鶴峰県 人口30万人、うち少数民族71%
- 来鳳県 人口30.7万人、うち少数民族59%
[編集] 経済
解放直後には全州貧困地域であったが、経済開発が進み、最近では経済状態は改善されてきている。 とくにタバコ王国として知られ、タバコ栽培が盛ん。また山中では各種の漢方薬材を産出する。さらに鉄、石炭、天然ガス、燐など鉱物資源埋蔵量も全省第一を誇る。
[編集] 交通
- 国道318号線 州内を東西に横断する
- 国道209号線 州内を南北に縦断する
