徳利
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徳利(とっくり、とくり)とは、形状は首が細くなっていて下部が膨らんでいる入れ物のことで、多くは日本酒を貯めておき、猪口などに注ぐための道具のことである。
[編集] 概要
徳利の材質は陶製または金属製、ガラス製で、内容量によって1合から1升程度まである。そのなかでも、1合から2合程度の容量のものがよく売られていて、徳利と言うと、多くの人がこの大きさのものを想像しやすい。
名前の由来は、注ぐときに"とっくり とっくり"と音がするからという説と、やや硬めの陶器の意味のトックウルというハングルが語源だという説がある。
また昔から酒を入れる以外にも、醤油等の液状のものを貯蔵するために使われており、醤油徳利、油徳利などが存在する。
徳利は落語にも多く登場する道具で、備前徳利、御神酒徳利には名前にも使われている昔ながらの道具である。
また、スルメイカを徳利状に形成乾燥させて「イカ徳利」を作る。
[編集] 鑑賞
いい徳利という定義はないが、実用的なものなので用途に適した作品はやはり優とされる。
- 口が小さすぎない・・・出てくるのは液体である。あまりに小さいとスムーズに流れない。
流れたときに「トクトクトク・・・」といった情緒あふれる音が聞こえるのは小指が入る程度か。
[編集] 関連項目
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