御宿かわせみ
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御宿かわせみ(おんやどかわせみ)は、平岩弓枝作の連作時代小説シリーズ。旅籠「かわせみ」を舞台にした人情捕物帖。
『小説サンデー毎日』昭和48年(1973年)2月号から隔月で連載される。第33話掲載後、『小説サンデー毎日』休刊のため、一時中断した。1982年、出版社を替え、『オール読物』で連載が再開された。以後、現在も連載は続き、200話を越えている。
平岩作品の中でも人気があり、1973年にTBSの東芝日曜劇場で「秋の螢」のタイトルでドラマ化され、以降NHKやテレビ朝日などでテレビドラマ化されている。
目次 |
[編集] 設定
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
時は江戸時代末期、ところは江戸大川端。腕利きの同心だった父を亡くした庄司るいは、家督を親戚に譲り、大川端に旅籠「かわせみ」をひらく。一つ年下の幼なじみで恋人の神林東吾は、奉行所与力の弟。東吾の友人で八丁堀の定廻り同心の畝源三郎や、医者で将軍家御典医の倅の天野宗太郎、かわせみの奉公人嘉助・お吉らとともに市井の事件を解決していく。
連作の初期から中期には、身分違いを気にするるいと東吾のなかなか進展しない恋愛模様が長く描かれ、いわば永遠の青春の呈を表していたが、近年では、東吾の出仕、るいとの結婚と子供の誕生と、幕末の時代の流れのなかでそれぞれの登場人物の時間が動いていくさまが描かれるようになってきている。
[編集] テレビドラマ
[編集] 秋の蛍
- 1973年8月26日TBS系の東芝日曜劇場で放映
[編集] 出演
[編集] 真野響子版
NHK水曜時代劇の枠で放映
- 1980年10月8日~1981年3月25日(全24回)
- 1982年10月6日~1983年4月13日(全24回)
[編集] 出演
[編集] 古手川祐子版
テレビ朝日系でドラマスペシャルが2回放映された
- 1988年9月29日
- 1989年3月28日
[編集] 出演
[編集] 沢口靖子版
タイトルは『新・御宿かわせみ』テレビ朝日系放映
- 1997年10月16日~1998年3月12日(全19回)
[編集] 出演
[編集] 高島礼子版
NHK金曜時代劇で放映
- 2003年4月4日~2003年5月30日(全8回)
- 2004年4月2日~2004年7月23日(全16回)
- 2005年5月13日~2005年8月5日(全12回)
[編集] 出演
[編集] 関連項目
カテゴリ: 日本の小説 | 時代小説 | 時代劇 | TBSのテレビドラマ | NHKのテレビドラマ | テレビ朝日のテレビドラマ | 1973年のテレビドラマ