広島県道53号沼隈横田港線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
|
県道
53
広 島
 |
広島県道53号沼隈横田港線（ひろしまけんどう53ごうぬまくまよこたせん）は福山市沼隈町草深と福山市内海町横島を結ぶ主要地方道である。
目次 |
[編集] 路線データ
- 起点：福山市沼隈町草深・内海大橋入口交差点（広島県道47号鞆松永線交点）
- 終点：福山市内海町横島・新睦橋西詰交差点（広島県道387号横島循環線交点）
- 総延長：5.8km
- 実延長：総延長に同じ
- 異常気象時通行規制区間：福山市沼隈町常石～福山市内海町田島間（内海大橋）
[編集] 沿革
- 1979年7月27日 広島県告示第612号により広島県道391号内海沼隈線として認定される。
- 1982年4月1日 建設省（当時）告示第935号により主要地方道に認定される。
- 1982年8月12日 広島県告示第848号により路線番号・路線名称が変更され、現行の路線番号・路線名称になる。
- 1989年10月4日 内海大橋が開通し、全線が開通する。
- 2003年2月3日 沼隈郡内海町が福山市に編入されたことに伴って終点の地名表記が変更される（沼隈郡内海町横島→福山市内海町横島）。
- 2005年2月1日 沼隈郡沼隈町が福山市に編入されたことに伴って全区間が福山市域を通る路線になり、併せて起点の地名表記が変更される（沼隈郡沼隈町草深→福山市沼隈町草深）。
[編集] 通過市町村
- 福山市（旧：沼隈郡沼隈町 - 旧：沼隈郡内海町）
[編集] 沿線の地理
[編集] 主要施設
- 内海ふれあいホール
[編集] 主な橋梁
- 山南（さんな）川橋（福山市沼隈町草深～福山市沼隈町常石間、山南川）
- 内海大橋（福山市沼隈町常石～福山市内海町田島間、延長：832ｍ）
- 睦橋（福山市内海町田島～福山市内海町横島間、延長：219m）
[編集] 接続道路
- 広島県道47号鞆松永線（福山市沼隈町草深・内海大橋入口交差点〔起点〕）
- 広島県道386号田島循環線（福山市内海町田島・内海大橋取付道路入口交差点〔信号機なし〕）
- 広島県道386号田島循環線（福山市内海町田島・新睦橋東詰交差点〔信号機なし〕）
- 広島県道387号横島循環線（福山市内海町横島・新睦橋西詰交差点〔終点〕）
[編集] 備考
- 本路線の全通前は内海町営渡船が本土と田島を結んでいた。今も田島の内海大橋直下付近にその名残り（観光案内板、案内標識、桟橋）がある。
- 終点の交差点名標は「新睦橋西詰」となっているが、これは睦橋が架け替えを経ていることによる（1951年に可動橋〔跳開橋〕として完成し、1979年に現在の橋が完成した。旧橋は現橋のすぐ南側にその跡を残している）。橋の名前は今も睦橋で変わらない。
- 終点の新睦橋西詰交差点は旧沼隈郡内海町内唯一の信号機である（福山市の広報誌「広報ふくやま」2003年2月号で紹介）。交通量が少ないため点滅運用の時間が長いが、起点の内海大橋入口交差点も深夜・早朝に滅灯運用（広島県独自の信号運用方法で2005年3月末時点で尾道・呉・竹原・福山・三原・三次各市など31箇所の交差点で実施されている）を行っており、深夜・早朝には事実上無信号路線になる。
