帰宅部
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帰宅部(きたくぶ)とは、中学校や高等学校など部活動が存在する学校で、どの部にも所属していない生徒の状態のことを指す俗語である。主に生徒の間で使われる。
放課後に部活動をしないまま帰宅するために帰宅部と称されるが、放課後すぐに学外へ出る者もいれば、しばらく学内に留まり友人と遊んだり図書館などで時を過ごしたりする者もいる。前者の傾向が強い生徒のことを「帰宅部部長」(きたくぶぶちょう)などと言ったりするが、学外で部活動に準ずる活動をしている者よりも、寄り道をせず直接帰宅する者が特にそう呼ばれる事が多い。
帰宅部は基本的に架空の部活動であり、実際には存在しないことが多いが、一部の部活所属が強制された学校などでは帰宅部が実際に作られた例もある。この場合は帰宅すること自体が部活動となるため、部室も予算もない名目のみの存在となる事が多い。
学園漫画などのフィクション作品では、帰宅部をネタとして扱うことが多い。特にギャグ作品にその傾向が強く、使用例は枚挙に暇がない。この用例では、定期試験前にある部活動禁止期間中は帰宅が禁止されてしまう、といったネタにまで発展する事がある。
[編集] 帰宅部ネタが登場した作品
[編集] 関連項目
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