巻積雲
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巻積雲(けんせきうん)とは、高度5~13km程度に浮かぶ、白い小さな塊がうろこのように並ぶ雲。基本雲形の一つで、上層雲に分類される。氷の結晶からできている。絹積雲とも書く。また、うろこ雲、鰯(いわし)雲、さば雲などとも呼ばれる。英名はcirrocumulus。
巻積雲の雲形は、高積雲のそれとよく似ており、判別が難しい。巻積雲と高積雲の見分け方としては、
・雲のできる高さ(巻積雲の方が高い所にできる。)
・一つ一つの雲の大きさ(巻積雲の方が小さい。)
・雲の薄さ、光の透過具合(巻積雲の方が薄く、太陽の光が透けるので、影が出来ない。)
などが挙げられる。
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