岡本敏子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岡本敏子(おかもと としこ、1926年1月1日-2005年4月20日)は、岡本太郎のパートナーであり、養女。実質的な妻でもあった。
なお、敏子が「妻」ではなく「養女」として太郎に迎えられたのは太郎の父母(とくに母・岡本かの子)が辿った経緯と、太郎自身が頑ななまでの独身主義者であったからといわれる。
太郎の死後、彼が一般から再評価を受けるようになったのは、彼女の功績と言われる。元々は太郎の秘書として務め、その後、太郎の死後は岡本太郎美術館の館長になる。太郎がメキシコで創作後、行方不明になっていた「明日の神話」の捜索・補修に尽力した。
1996年正月早々に太郎が急逝した際、未完の作品が数点のこっていたが、これらの全作品のその後の製作・仕上げにすべて監修、また太郎のアトリエ件自宅を~美術館として改装・公開を行ったのも敏子の業績である。太郎にとっての敏子の存在はサルバドール・ダリにおける(二度目にして最愛の)妻・ガラのようなものであったといわれる。
2005年4月,自宅で心不全のため浴室で死去した。享年79。
[編集] 岡本敏子を演じた女優
カテゴリ: 人名関連のスタブ項目 | 日本の人物 | 1926年生 | 2005年没